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「旧統一協会 安倍氏の選挙支援」と新聞赤旗日曜版が報道

 世界平和統一家庭連合(旧統一協会)と安倍元首相との関係について、7月31日付、しんぶん赤旗日曜版は、次のように報じました。
 「世界平和統一家庭連合(旧統一協会、韓鶴子総裁)の関係者が安倍晋三元首相の地元事務所に出入りし、選挙活動に従事していたー。安倍事務所関係者などが衝撃の証言をしました。安倍氏が首相時代に主催していた『桜を見る会』に旧統一協会関係者が招待されていたことも判明。なぜ招待されたのか。岸田政権は国民に明らかにすべきです。『安倍さんが首相になる前から、山口・下関の地元事務所には旧統一協会の関係者が出入りしていた。選挙になると、関連団体を名乗る30~40代の女性が数人、事務所に来て、有権者に投票を呼びかける電話作戦などを熱心にやっていた。女性たちは安倍晋三講演会が主催する(新春の集い)にも来ていた』安倍事務所の内情に詳しい関係者の衝撃証言です。『新春の集い』は会費3千円で開かれていたものです。下関市の自民党関係者も断言します。『(日韓トンネル研究会)や(世界平和連合)などの旧統一協会の関係団体を名乗り、旧統一協会関権者が安倍事務所に出入りしていた。(恩を売る)ためだよ』旧統一協会からの選挙支援があったのかについて、編集部の質問に安倍事務所は回答しませんでした。旧統一協会から選挙支援の(恩)を受けていたのは安倍氏だけではありません。安倍氏の父・晋太郎氏は、自民党幹事長在任中の1988年2月19日、東京都内で開かれた国際勝共連合主催の『新春の集い』に出席しています。国際勝共連合は旧統一協会と一体の右翼団体。出席した理由について晋太郎氏周辺が語った内容が報じられています。『日ごろ各種選挙でお世話になっているので、そのお礼の意味をこめて出席した』(『朝日』同年2月20日付)安倍元首相の実弟の岸信夫防衛相も26日の記者会見で『旧統一協会の方と付き合いもあるし、選挙の際に手伝ってもらっている』と認めています。安倍氏にとって旧統一協会からの(選挙支援)は特別の意味を持っていました。自民党閣僚経験者は語ります。『安倍政権が長期政権になった一つの理由は、6回の国政選挙で勝ったことだ。旧統一協会の人たちは、選挙を一生懸命手伝ってくれ、しかも一定のまとまった票を持っている。安倍さんにとっては魅力だろう』それを裏付ける旧統一協会側の証言も出ています。旧統一協会の関連団体『天宙平和連合(UPF、韓鶴子総裁)』が2021年9月12日に主催したオンライン集会。首相を辞めた安倍氏はビデオメッセージを寄せ、韓鶴子総裁を天まで持ち上げました。なぜ、安倍氏はビデオメッセージを寄せたのかー。内幕についてUPFジャパンの梶栗正義議長(国際勝共連合会長)は21年10月中旬、都内で信者らに明かしました。『8年弱の政権下にあって6度の国政選挙において私たちが示した誠意というものもちゃんと(安倍氏)本人が記憶していた。こういう背景がございました。安倍氏側から旧統一協会への(恩)の見返りはそれだけではない疑いがでてきました。安倍氏が首相時代に主催していた『桜を見る会』。ここに、旧統一協会関係者が招待されていました。招待されていたのは、旧統一協会のダミー団体『世界戦略総合研究所(世界総研)』の小林事務局長(当時は事務局次長)です。小林氏は自身のフェイスブックに2013年から16年の桜を見る会に参加したことを招待状などの写真とともに投稿していました。安倍氏は自民党が下野していた10年、12年に世界総研が主催した特別集会やシンポジウムに講師やパネリストとして出席しています。世界総研は、阿部正寿代表をはじめ複数の理事が世界日報など旧統一協会の関係者で構成されています。桜を見る会は税金で催される公的行事。首相が各界において功績、功労のあった人を招き慰労するのが目的です。そこになぜ、反社会的団体である旧統一協会のダミー団体の幹部が招待されたのかー。旧統一協会の関係者を招待したということになれば、首相自身が旧統一協会に(お墨付き)を与えたことになります。桜を見る会の招待に首相枠があったことも国会で明らかになっています。小林氏がどのような枠で招待されていたのか。岸田政権は調査し、国民に説明する責任があります。編集部の取材に小林氏は『回答は控える』としています。」

 岸田政権は、「桜を見る会」に旧統一協会関係者が招待されていた問題などを調査し、国民に説明する責任があります。

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