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米軍岩国基地に無人偵察機が初配備

 米軍岩国基地に無人偵察機が配備されることについて、今朝のしんぶん赤旗日刊紙は次のように報じました。
 「米軍岩国基地(山口県岩国市)に今月中旬から約5カ月間、米海軍の無人偵察機1機が初めて配備されることが12日、明らかになりました。防衛省中国四国防衛局の今給黎学局長が福田良彦岩国市長を訪ね、説明しました。また、防衛省は米空軍の無人偵察機グローバル・ホークが5月中下旬から約5カ月間、横田基地(東京都)に配備されることも明らかにしました。岩国に配備されるのは、主に海洋を監視するトライトン(全長14・5㍍)。今給黎局長は『活動範囲は東シナ海、南シナ海を含む西太平洋全域』と述べました。防衛省によると、トライトンは米グアムのアンダーセン空軍基地に2機配備されており、昨年5月から10月には三沢基地(青森県)に初めて2機を配備。主に地上を監視するグローバル・ホークは2014年以降、16年を除いて毎年、三沢か横田に配備されています。今給黎局長は来年以降の岩国への配備について『現時点で米側から具体的な計画は示されていない』と指摘。トライトンが試験運用の段階の18年に最も重大なクラスAの事故を起こしたものの、『機体の改良によって改善が図られていると米側から説明を受けている』と述べました。福田市長は『やむを得ない』と配備を容認しました。会見後の記者会見で基地機能の強化ではないのかと問われ、『一時的な展開であり、基地機能の変更には該当しない』との見解を示しました。」
 米軍岩国基地に初めて配備される無人偵察機が、試験運用段階でクラスAの事故を起こしていたことは重大です。
 無人偵察機1機は、5カ月間の配備であっても、KC130の機数が増える問題など、総体として、岩国基地の機能が強化されていることは明白です。
 岩国市と山口県は、騒音などに苦しむ住民の生活環境の悪化に心を砕き、岩国基地の機能強化に反対の意思を国や米側に示す時だと思います。
 米軍岩国基地に無人偵察機が配備されます。
 米軍岩国基地が東アジア最大の軍事基地として機能強化され続けています。この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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