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「センチュリー購入は違法」判決求める4109筆の署名提出される

   1月18日、県が皇族用の「貴賓車」としてトヨタの最高級車センチュリーを2090万円で購入した問題について、朝日新聞は次のように報じました。
 「県が皇族用の『貴賓車』としてトヨタの最高級車センチュリーを2090万円で購入した問題をめぐる住民訴訟で、支援者らでつくる『山口県センチュリー裁判を支援する会』は17日、車購入は『違法』との判決を求める署名4025筆を山口地裁に提出した。住民訴訟では違法な公金支出で県に損害を与えたとして、村岡嗣政知事を相手取り、車購入代金2090万円の損害賠償を村岡氏個人に請求するよう求めている。支援する会によると、会員は現在約200人で、昨年9月中旬から12月まで街頭やオンラインでの集会を通じて支援を呼びかけてきた。署名の街頭活動などで集めた分と郵送分で、支援する会の松林俊治代表(74)は『みなさんの気持ちが署名の中に込められている。県知事に届けたい思いだ』と話した。」
 山口地裁に提出された要請書は、「山口県が購入したセンチュリーは、当初目的とされた皇室対応ではなく、県議会議長の送迎用公用車として使われているという実態が明らかになっています。また、仮に皇室対応が必要な場合も、従前の車両等で十分に対応は可能です。このたびのセンチュリー購入は、まさに不要不急の、そして裁量権を逸脱した違法な予算執行の象徴です。」とし「山口県に対し『超高級車センチュリー購入は、裁量権を逸脱した違法である』との判決を速やかに出していただくこと」を求めるものです。
 この要請書に4025筆の賛同が寄せられたことは重大です。山口地裁及び村岡県知事は、4025筆の要望書を重く受け止める時です。
 センチュリー裁判を支援する会の松林俊治さんは、要請書提出や裁判の状況について1月27日のフェイスブックで次のように述べています。
「昨年12月6日の第5回口頭弁論まで進行内容は、被告 山口県は貴賓車センチュリー購入の決定経緯を全く明らかにしていません。山口情報公開条例により、この貴賓車センチュリー購入の意思決定経緯の公文書の開示請求をしても『公文書は存在しない』の一点ばりで購入当事者として説明責任を果たしていません。よほど都合のわるい案件なのか『文書を作らず、残さず、手渡さず』で、県民の『知る権利』を奪っています。しかし、昨日1月26日の第6回口頭弁論では、裁判長は被告山口県に貴賓車センチュリー購入の決定経緯を明らかにするため、当時の直接の担当課長(物品管理課長)を証人として要請され、被告山口県の代理人弁護士は応諾しました。原告側としては、担当課長と併せて購入契約の権限(購入額600万円以上)を持つている会計管理局長も証人採用するよう要望しました。次回3月28日(月)14時30分から第7回口頭弁論で証人が確定すると思います。証人の発言により、貴賓車センチュリー購入経緯が明らかになることを願望しています。それと、皆さんにご協力いただきました要請書署名4109筆を両手で抱え山口地裁に提出(1月17日と24日)する際、私は皆さんと連帯し裁判を闘っているのだという熱い気持ちがこみ上げてきました。この住民訴訟を勝利させるために、引き続きご支援をお願い申し上げます。」
 センチュリー購入問題は、小松前副知事辞任と合わせて、村岡県政が一部のための県政となり、県民本位の県政から逸脱している状況を示す典型例だと考えます。
 県民本位の県政に転換していくため、私は、こられの問題を、しっかり注視、今後、しっかり発言していきたいと思います。
 センチュリー裁判や県政に対する問題に関し、皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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