山口県知事選が20日告示(2月6日投票)されました。「誰ひとり取り残さず、みんなの声をいかす山口。」の市民と野党の共同候補、ちばまり氏(68)=無所属新、日本共産党推薦、社民党、新社会党支持=が山口市内で第一声を上げ、国言いなりの冷たい県政を「4つのチェンジ」で転換し、県民の命を守ると訴えました。3期目を狙う村岡嗣政氏(49)=無所属現、自民党、公明党推薦=との一騎打ちです。山口市の中央公園で開かれた出発式で、「声をいかす山口。」の藤永佳久代表はコロナや米軍岩国基地、上関原発建設計画などに対する村岡知事について、「県民の不安の声を聞き流している」と批判。昨年の衆議院選山口3区で当選した自民党の林芳正外相の後援会入会をめぐる県庁内の公選法違反事件で副知事が辞職した問題にもふれ「自民党、国言いなりの冷たい官僚県政から、県民本位の県政を取り戻そう」と呼びかけました。
ちば候補は「私は米軍にも国にもモノを言う」と表明。看護師、ケアマネージャーを務めた経験から、県の病床削減計画の撤回をはじめ、命を最優先にするなど4つの柱の政策を示し、「県政を変えていこう」と訴えました。
出発式で第一声を行う市民と野党の知事選共同候補 ちばまりさん
日本共産党の大平喜信元衆議院議員が応援に駆け付けました。
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