昨日、日本共産党山口県委員会(吉田貞好県委員長)と、同県議団(木佐木大助団長)は、村岡知事に対して「平屋副知事任命に対する知事の責任の解明を求める要請」書を提出しました。
「平屋副知事任命に対する知事の責任の解明を求める要請」書を渡す吉田党県委員長
今月中に回答をするよう要請しました。
要請書は以下の通りです。
・・・
山口県知事
村岡 嗣政 様
平屋副知事任命に対する知事の責任の解明を求める要請
2022年1月19日
日本共産党山口県委員会
委員長 吉田 貞好
副委員長 河合 喜代
日本共産党山口県議団
団 長 木佐木大助
幹事長 藤本 一規
日本共産党山口県委員会と同県議団は、小松前副知事が公選法違反で罰金刑を受けて辞職したことを受け、「小松前副知事に対する任命責任、監督責任を負うべき知事の責任を明確にする」ことなどを求める要請を行い、先の臨時議会の討論で、木佐木団長は、「知事が負うべき監督責任、任命責任が十分に果たされていないことは明白」と指摘しました。
公選法は、公務員の地位を利用した選挙活動を禁止しています。県庁ぐるみの公選法違反行為に対する、村岡知事の監督責任、任命責任の不十分さを改めて指摘するものです。
その上で、看過できないのは、平屋副知事の就任直後の記者会見での発言です。平屋副知事は、記者から後援会の勧誘を行っていたか問われ、過去の選挙で候補者の後援会入会の勧誘に関与したことを認める発言をしたと報じられています。
平屋氏の発言に対し、八田進二青山学院大学名誉教授は「何が問題だったのかの認識が共有されておらず、事の重大性が分かっていないと言わざるを得ない。当然、知事の任命責任も問われる」と発言しています。
村岡知事は、平屋氏が過去の選挙で後援会の勧誘を行っていた事実を知っていて、副知事へ任命したのなら、その責任は重大です。
よって、日本共産党県委員会と同県議団は、下記事項について要請します。
記
1、 村岡知事は、平屋副知事が、過去の選挙で後援会の勧誘を行っていた事実を任命する前に知っていたのかどうかを明らかにすること。
2、 村岡知事は、平屋副知事が、過去の選挙で後援会の勧誘を行っていた事実を公表したことを受けて、副知事人事を再考する考えはないのかどうかを明らかにすること。
以上
・・・
今回の申し入れは、昨日のテレビや、今朝の朝刊など多くのマスコミで報じられました。
この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせください。
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