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米軍岩国基地内、27・28日に13人の陽性者が判明

 28日、米軍岩国基地は、これまでの24時間に、新型コロナウイルス検査で5名の陽性が判明したことを明らかにしました。27日には、8名の陽性が発表され、在沖米軍基地・キャンプ・ハンセンのように、岩国基地内は今、クラスターと言えるような状態が発生しているのではないかと心配しています。
 更に、米軍基地勤務の従業員の方と海上自衛隊岩国航空基地の自衛官がオミクロン株に感染したことがこれまでに明らかになっています。
 「誰ひとり取り残さず、みんなの声をいかす山口」は、24日、米軍岩国基地に対し①米軍人、軍属とその家族に基地長いでのマスク着用の徹底や感染防止策の徹底を求めること②PCR検査陽性者の検体については、オミクロン株の蔓延を防ぐため、すべて遺伝子解析を実施するよう要請することーを求めました。
 米軍岩国基地内の日本人関係者の陽性者はオミクロン株であることが判明しているのに、米軍関係者の陽性者がオミクロン株であったかどうか明らかにされていません。
 全ての在日米軍基地内の陽性検体についてオミクロン株かどうかの解析を行うべきです。
 在沖米軍内の陽性検体は、オミクロン株かどうかの解析が行われることになったとの報道はありますが、沖縄県以外の米軍基地内の陽性検体についてオミクロン株かどうかの解析が行われているのかは不明です。
 28日、毎日新聞は、松野官房長官が27日の記者会見で、「全ての在日米軍施設の米兵らが米国出国時の新型コロナウイルス検査を免除されていた問題を巡り、米側が26日から出国72時間前の検査を始めたと明らかにした。」と報じました。26日までに出国した米軍関係者らのPCR検査を実施し、陽性検体は、オミクロン株かどうかの検査を実施すべきです。
 27日、山口県と米軍岩国基地周辺の市町で構成されている山口県基地関係県市長連絡協議会(以下、連絡会)は、米軍岩国基地及び中国四国防衛局岩国事務所に対し①米海兵隊岩国航空基地における新型コロナウイルス規制を遵守し、感染者に対する隔離措置などの感染拡大防止対策に万全を期すこと②これまでも適切に情報提供を実施されているところであるが、年末年始を迎えるにあたり、引き続き、感染経路・行動歴等、感染者に関する情報提供を適切に行うこと③日本人従業員等への感染拡大防止対策に万全を期すことーを要請しました。
 連絡会が米軍基地に、新型コロナ感染対策強化を要請したことは是とします。 
 その上で、連絡会の要請が、上記で私が指摘した通り①PCR検査の徹底②陽性検体がオミクロン株かどうかの解析の実施ーについて書かれていないことは残念です。
 連絡会は、今後、上記の二点の徹底を米軍岩国基地に要請すべきであることを指摘したいと思います。
 米軍岩国基地で、連日、多くの陽性者が発生しています。この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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