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米軍岩国基地に対し感染拡大防止策の徹底を求める

  昨日、県知事選挙で千葉まり候補を擁立した「誰ひとり取り残さず、みんなの声をいかす山口。」は、村岡知事に対し「年末年始における新型コロナ感染防止対策の強化を求める要請」を行いました。

 要請書は、千葉まり知事選予定候補から健康増進課の職員に手渡されました。

 要請書を読み上げる千葉まり県知事選予定候補(中央)、右が私、左が河合きよ党県副委員長

 健康増進課の担当者は、「要請項目については、後日、文書で回答します」と答えました。

 要請文の内容は以下の通りです。

・・・

山口県知事
村岡 嗣政 様

年末年始における新型コロナ感染防止対策の強化を求める要請

                          2021年12月24日

「誰ひとり取り残さず、みんなの声をいかす山口。」
代表 藤永 佳久

 新型コロナウイルスの感染拡大は、第5波が収束して以降、落ち着いた状況が続いてきましたが、オミクロン株の出現で新たなステージに入りつつあります。
 そうした中で迎える年末年始は帰省などへの来県者の増加が予想されます。今年8月のお盆を前後して実施された新幹線駅や空港での無料検査は予測を大きく上回る利用者が詰めかけ、感染拡大防止に一定の役割を果たしたと考えられます。
 ついては、これから迎える年末年始においても、8月と同様、新幹線駅や空港での無料PCR検査に取り組まれるよう要請します。
 また、在沖縄米軍・キャンプ・ハンセンなどで、オミクロン株を含む200人近いコロナ感染者が確認され、地元住民に大きな不安を広げています。
 米軍岩国基地においては17日、実施された同基地や海上自衛隊岩国基地で調理を担当する隊員たちによる「国際ミリタリー料理競技大会」の報道を見る限り、米軍基地側はノーマスクで参加するなど、十分な感染防止策が徹底されていないと考えられます。
 よって、「誰ひとり取り残さず、みんなの声をいかす山口。」は、下記事項を速やかに取り組まれるよう要請します。

1,帰省客を対象とした無料PCR検査を実施すること
・今年8月に実施した主要駅、空港における無料PCR検査を、年末年始期間、緊急に実施すること
・年末年始に来県を計画している県外在住者を対象にPCR検査キットの事前配布によるPCR検査を実施すること

2,米軍岩国基地に対し、感染拡大防止策の徹底を求める
・米軍人、軍属とその家族に基地内外でのマスク着用の徹底や感染防止策の徹底を求めること
・PCR検査陽性者の検体については、オミクロン株の蔓延を防ぐため、すべて遺伝子解析を実施するよう要請すること

・・・

 全国で、オミクロン株の感染者の発生が広がる中、昨日、山口県は、米軍岩国基地で働く30歳代の日本人男性が、オミクロン株に感染したと発表しました。

 在沖の米軍基地同様、米軍岩国基地内でオミクロン株の感染が広がっていることを示しています。

  山口県は、昨日、今日から、28日まで、岩国基地に勤務されている無症状の方を対象に、集中PCR検査を行うことを決めました。この対応は評価したいと思います。

 この件につきましては、山口県PCR受付窓口(083ー920ー5670・受付10時から17時)にお問い合わせください。

 その上で、米軍基地内でもPCR検査を徹底し、陽性者の検体について、オミクロン株かどうかの検査を徹底する時だと思います。

 今こそ、日米地位協定を見直し、米軍関係者の入国に対しても、他の外国から入国する者と同様の水際対策が取れるようにすべきです。

 オミクロン株の猛威が広がりつつあります。年末年始のコロナ対策について皆さんのご意見をお聞かせください。

 

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