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防衛省は、第二宇宙作戦隊の新設に対する地元説明会を開催すべき

 私は、9日に一般質問で登壇しました。
 今日は、自衛隊に関わる問題の内、宇宙作戦隊について報告します。
 中国四国防衛局は、宇宙監視レーダーに関する地元説明会の中で、来年度「電磁妨害状況把握装置の運用態勢を構築するため、第二宇宙作戦隊(仮称)を防府北基地に新設する予定」と説明しました。
 私は、「県はどのような説明を受けているのか」と質しました。
 内海総務部長は「令和4年度に、我が国の人工衛星に対する電磁妨害状況を把握する『電磁妨害状況把握装置』の運用態勢を構築するため、第二宇宙作戦隊を防府北基地に新編する予定であると聞いている」と答えました。
 私は、「防府市での説明会の開催を求めるべき」と質しました。
 内海部長は、「説明会については、地元防府市の意向を踏まえ、国において、適切に対応されるものと考えている」と答えました。
 6日に開かれた防府市議会において田中市議の質問に対し、総務部長が「電磁妨害状況把握装置」について「電波受信用のアンテナや、妨害電波探知時の電波を発するリファレンスアンテナなど」と答弁しました。
 私は、「具体的な中身が分からない。防府市に対し防衛省が説明するよう県が求めるべきだ」と質しました。
 内海部長は「『電磁妨害状況把握装置』について国からは、我が国の人工衛星に対する電磁妨害状況を把握するための装備品であるとの説明を受けている。また、地元防府市や地域住民の生活に影響が及ぶものということの説明は受けていない。(地元への説明については)地元防府市の意向を踏まえ、国において、適切に対応されるものと考えている」と答えました。
 全く新たな施設を防衛省は、防府市に設置しようとしているわけですから、やはり、地元住民への説明会は開催すべきだと思います。
 第二宇宙作戦隊に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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