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下小鯖ソーラーが林地開発許可後3カ月で代表者等を変更していた

 県は、下小鯖で太陽光電気事業を行う、合同会社下小鯖ソーラーに対し、2019年8月28日林地開発を許可しました。わずが3カ月後の同年11月28日に、同社は、代表社員と職務執行者を変更しています。
 山口県林地開発許可制度の実施に関する要綱には、申請者が法人の場合、所在地又は名称若しくは代表者の変更の場合は、林地開発許可事項変更届の提出を求めることになっています。
 私は、変更届が提出されているか尋ねました。
 松岡農林水産部長は「変更届は提出されている」と答えました。
 山口県は、申請者の所在地や代表者の変更は「軽微な変更」としています。熊本県林地開発許可制度実施要項では、「林地開発行為代表者変更届出書」を規定し、「代表者が現行の許可要件を遵守する旨、申請内容に従って施行する旨及び利害関係者と協定書を締結している場合はその内容を遵守する旨の誓約書」などを「添付資料」と規定しています。
 私は「山口県は、代表者の変更は軽微なものとするのではなく、熊本県のように誓約書を添付資料とし、代表者変更届出書の提出を求める要綱に変えるべきだ」と質しました。
 松岡部長は「本県では、許可条件等を遵守すべき立場にある林地開発事業者に対し、適時適切に指導を行っているところであり、申請者の代表者や所在地の変更については、事業者自体が変わることではないため、要綱の改正は考えていない」と答えました。

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