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宇部総合支援学校の美祢・長門分教室の分校化を急げ

 私は、9日に一般質問で登壇しました。
 今日は、教育問題の内、特別支援教育について報告します。
 山口県が作成した「総合支援学校の教室不足の解消に向けた集中取組計画に、今年度末42の不足教室は、2024年度末に20教室とあります。
 私は、20教室の内訳を尋ねました。
 西村副教育長は「徳山総合支援学校3教室、防府総合支援学校8教室、下関南総合支援学校9教室」と答えました。
 私は、「集中計画後残った教室不足20教室の解消に向けてどう取り組むのか」質しました。
 西村副教育長は「これまでも、宇部総合支援学校の普通科教室棟の改築をはじめ田布施総合支援学校、そして下関総合支援学校の高等部移転などの施設整備に取り組んできたところである。引き続き、児童生徒数の推移等を踏まえながら、必要な整備を進めることとしている」と答えました。
 集中計画に「築年数が50年を超え、長寿命化改修に適さないような建物を多く有する施設については、改築を検討する」とあります。
 私は、築50年を超えた施設について質しました。
 西村副教育長は「築年数が50年を超える建物を有する学校は、山口南総合支援学校、防府総合支援学校、宇部総合支援学校、豊浦総合支援学校の4校だ」と答えました。
 築50年を超える学校の内、豊浦総合支援学校は、旧響高校への移転が計画されています。山口南総合支援学校は高等部を増設する計画があります。
 私は、築50年を超える総合支援学校の内、今後の計画がない宇部総合支援学校と防府総合支援学校の改築計画を持つべきだと質しました。
 特に、防府総合支援学校については、不足教室が8教室もあり、改築計画を早急に立案すべきだと質しました。
 西村副教育長は「特別支援学校の整備については、これまでも、老朽化等の実態を踏まえながら、限られた財源の中で、緊急度、優先度を勘案し進めているところであり、防府総合支援学校などについても、引き続き、こうした考えに基づき対応してまいる」と答えました。
 私は、「特別支援学校の設置基準の公布を受け、県内最大の宇部総合支援学校のマンモス化解消のために、美祢・長門分教室の分校化と宇部総合支援学校のエリアに新たな総合支援学校を設置すべきだ」と質しました。
 西村副教育長は「これまでも、支援が必要な児童生徒の状況を踏まえ、総合支援学校の教室の増設や施設の整備を進めており、現時点で、分教室の分校化や新たな学校の設置は考えていない」と答えました。
 私は、引き続き、特別支援教育の拡充に向けて必要な発言を行っていきたいと思います。特別支援教育についての皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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