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変異株水際対策 米軍人は入国可能

 しんぶん赤旗日刊紙は、「オミクロン株」の水際対策に抜け穴があると次のように報じました。
 「新型コロナウイルスの変異株『オミクロン株』急拡大を受け、政府は30日から外国人の入国停止措置の対象を全世界に拡大しましたが、米軍関係者は例外で入国できることが分かりました。外務省によると、日米地位協定に基づき、米軍関係者は旅券および査証(ビザ)に関する国内法令の適用が除外されているため、今回のオミクロン株に対する水際措置の対象外となっています。米軍は、入国した米軍人らに対し、公共交通機関の利用禁止や14日間の移動制限など『基本的に日本政府の方針と整合的な措置をとっている』(外務省)としています。しかし、10月30日に米軍関係者が日本入国時に成田空港での検査でコロナ陽性と判明したにもかかわらず、国内便で沖縄県に移動していたことが発覚。在日米軍による水際・隔離措置はあくまで米軍側の自発的な措置であり、厳格に行われていません。米原子力空母の母港・米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)や沖縄県内の基地をはじめ、各地の米軍基地でクラスターが何度も発生。米軍基地が感染対策の『抜け穴』となってきました。岸田文雄首相は11月29日に今回の入国停止は『最悪の事態を避けるため、緊急避難的な予防措置』だと述べましたが、米軍の『抜け穴』への対処はしていません。」
 これまで、米軍岩国基地関係で247人の陽性患者が出ています。
 米軍関係者を変異株水際対策の「抜け穴」にしてはなりません。
 このことは、東アジア最大の米軍基地を抱える山口県にとって極めて重大な問題です。
 この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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