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コロナ第6波に備え、県が、「臨時の医療施設の新規開設」に着手する

 昨日、山口新聞は、新型コロナ対策に関する村岡知事の臨時記者会見の内容を次のように報じました。
 「冬季に感染拡大の可能性がある新型コロナウイルスの第6波に備え、村岡嗣政知事は4日、医療提供体制を拡充すると発表した。今月末までに、入院に必要な病床と宿泊療養施設、臨時の医療施設を計423人分拡大する。村岡知事は『想定を超える感染力のあるウイルスがまん延しても耐えられる医療提供体制を備えなければならない』と述べた。国は第6波の感染規模を第5波に比べ入院患者数が2割増と推計。県はさらに1・7倍厳しく設定し、入院患者は480人、宿泊療養者920人を想定した。病床数はこれまでの533床から549床に増加。宿泊療養施設はこれまでの4施設583人分から6施設930人分に増やす。想定を超えて感染が拡大した場合、既に確保している緊急時病床100床に加え、最大60人収容可能な医療施設1施設を新しく開設。重症化予防への対応として、中和抗体薬投与(抗体カクテル療法)施設をこれまで県央部1カ所から県西部、東部を追加し県内3カ所に増設する。自宅療養者への支援体制も強化。地元医師会や薬剤師会と連携し、定期的な訪問診療や医薬品の提供などを確認するほか、民間業者や市町と協定を結び、食料や日用品などの自宅療養セットを提供する体制を整える。村岡知事は『まん延する前から準備しておくことが必要。冬場は感染症が広がりやすい時期なので引き続き対策を徹底して生活してもらえれば』と注意を呼び掛けた。」
 私は、9月県議会で、「共同通信によると、22都府県が臨時医療施設を開設・開設予定だが、本県も開設に向け取組を開始をすべき」と質し、弘田健康福祉部長は「県では、全国上位の水準で病院や宿泊療養施設の受入体制を確保しており、現時点、設置の必要性は低いものと考えていますが、感染力の強い変異株の発生など、今後、様々な状況を想定し、万全の体制がとれるよう、検討を進めているところだ。」と答えました。
 知事が、4日の臨時の記者会見で「想定を超える場合への対応」として「臨時の医療施設の新規開設(県内1カ所・最大60人収容可能)」を発表したことは、9月県議会で臨時医療施設の開設を求めた者として評価したいと思います。
 県が、第6波への医療体制の拡充を明らかにしました。特に、想定を超える場合への対応として臨時の医療施設を新規開設することを明らかにしました。
 第6波に向けた医療体制について皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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