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赤旗が「自民山口県連 人権軽視の杉田前議員 比例『上位』を強く要請」と報道

今朝のしんぶん赤旗日刊紙は、自民党山口県連が、杉田水脈前衆議院議員を同党の比例中国ブロックの上位に登載するよう党本部要請していたことが分かったと次のように報じました。
 「自民党山口県連(会長、岸信夫防衛相)が、LGBT(性的少数者)や性暴力被害者をおとしめる暴言を繰り返してきた杉田水脈前衆議院議員を、同党の比例中国ブロックの名簿上位に登載するよう党本部に要請していたことが22日までに、本紙が入手した要望書から分かりました。杉田氏は実際に比例単独候補では名簿上位になっており、人権を軽視する同党の姿勢が問われています。この要請書は16日付で、岸会長と友田県連幹事長の連名で同党の遠藤利明選対委員長にあてたもの。これによると県連は、山口3区の公認争いでやぶれた河村建夫元官房長官の長男・建一氏を党本部が比例中国ブロックの公認候補としたことに、『山口県連とは何ら関わりのない候補』などと激しく抗議しています。そのうえで県連として、杉田氏の『名簿上位搭載にご配慮いただきますよう、強くお願い申し上げます』と求めています。18日に公表された同党の中国ブロック名簿では、杉田氏は比例単独候補では3番目となる上位登載に。健一氏は、比例北関東ブロックに変更となりました。県連の要請が反映した形です。杉田氏はLGBTカップルを『生産性がない』と攻撃。同党の会合でも女性への暴力や性犯罪に関し『女性はいくらでもうそをつけますから』と発言。いずれも謝罪・撤回はしておらず、議員辞職を求める抗議行動が全国で行われてきました。県連会長の岸田防衛相は安倍晋三元首相の実弟です。杉田氏は安倍元首相に近く、2017年の総選挙では比例中国ブロックで名簿上位という厚遇をうけ、当選しました。」
 私も昨日までに、県内の方を通じて、自民党山口支部連合会が10月16日に自民党選対委員長に提出した「第49回衆議院議員総選挙に係る比例代表第二次公認候補者について」とする文書を入手しました。
 文書には「昨日、比例代表中国ブロックの第二次公認候補として河村健一氏が決定されたことに強く抗議を申し上げる」とあります。
 杉田氏の発言につては、県内の女性団体から抗議の声が上がっています。しんぶん赤旗は、杉田氏を名簿上位に登載するよう求めたことは「人権を軽視する同党の姿勢が問われて」いると指摘しましたが、私も同様の感想を抱きます。
 日本共産党は、10月1日、「ジェンダー平等の日本へ いまこそ政治の転換を」という政策を発表しました。
 この政策の最後にこう書いています。
 「古い価値観と財界言いなりの政治ーこの二つを断ち切るには自民党政治を終わらせる以外にありません。日本共産党は綱領に『ジェンダー平等社会をつくる』ことを掲げ、全国津々浦々で湧きおこっている運動と声なき声に『ともにある』という姿勢で連帯することを決議した党として、この総選挙で新しい日本を切り開くために力を尽くします。」
 参院補選と総選挙で、ジェンダー平等の日本へ、いまこそ政治の転換を図っていきましょう。そのために、日本共産党に大きな力をお貸しください。
 ジェンダー平等に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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