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21年県産うるち米玄米の概算金は昨年産より2000円前後下がる

  昨日に続いて、山口県の米価の概算金の状況が分かりましたので、続報をお知らせします。
 2020年産米と2021年産米の比較です。
 (前の数字が20年産価格で後の数字が21年産価格です。単位は円)
 〇コシヒカリ
 2級 12000→9720(▲2280)
 〇ヒノヒカリ、ひとめぼれ、晴るる、きぬむすめ、恋の予感、にこまる、あきまつり、ミルキークイーン
 1級 11760→10020(▲1920)
 2級 11160→ 8880(▲2280)
 3級 10140→ 7860(▲2280)
 〇その他
 1級 10020→ 7500(▲2520)
 2級  9180→ 6900(▲2280)
 3級  8160→ 5880(▲2280)
 〇加工用米
 1級  9000→ 7260(▲1740)
 2級  8400→ 6660(▲1740)
 3級  7440→ 5640(▲1800)
 その他、もち玄米1級が昨年より▲240円になっていることを除き、醸造用玄米である山田錦、西都の雫、白鶴錦ともち玄米の2級、3級の価格は昨年と変わっていません。
 うるち米玄米は、昨年より2000円前後概算金が下がっています。
 私は、9月県議会で、県に対し、「県は、国に対し過剰在庫米の買い取りを求め」るべきと質しました。松岡農林部長は「県独自の要望は考えていない」と答えました。
 北海道と東北6県のJA中央会会長が連名で、過剰在庫の買い入れによる市場隔離などを求める「米の需給対策等に関する緊急要請」を発表し、政府・各党に要請しています。
 県は、概算金が昨年より下がったことを受けて、国に対策の強化を求めるべきです。
 参院補選と総選挙では、米価暴落放置の自公政権の転換が求められています。
 市民と野党の共闘で新しい政権をつくり、米価暴落から農民の暮らしと命を守る政治を実現しましょう。
 農家の皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
 

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