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国の女性活躍重点方針原案に「生理の貧困」対策が明記される

 先日の読売新聞は政府の男女共同参画会議がまとめた「女性活躍・男女共同参画の重点方針2021」の原案に「生理の貧困」への対策が明記されたと次のように報じました。
 「政府の男女共同参画会議は、『女性活躍・男女共同参画の重点方針2021』の原案をまとめた。経済的な困窮で生理用品を入手できない『生理の貧困』への対策を初めて明記した。近く正式決定し、『経済財政運営の改革の基本方針(骨太の方針)』に反映させる。」
 「女性活躍・男女共同参画の重点方針2021」(原案)を見ると「Ⅰコロナ対策の中心に女性・女児を」の「(3)『生理の貧困』への支援」があります。ここでは次のように述べています。
 「経済的な理由で生理用品を購入できない女性や女児がいるという『生理の貧困』問題が顕在化しており、女性や女児の健康や尊厳にかかわる重要な課題となっている。このため、地方公共団体が女性や女児たちへの寄り添った相談支援の一環として行う生理用品の提供を、地域女性活躍推進交付金により支援する。その際、地方公共団体に対し、生理用品の提供だけではなく、それを一つのきっかけとして、『生理の貧困』にある女性や女児たちの背景や事情に丁寧に向き合い、きめ細かい寄り添った相談支援を拡充するよう促す。」
 山口県は、(原案)にあるように、県内の女性や女児たちへの寄り添った相談支援の一環として生理用品の提供を、地域女性活躍推進交付金を活用して行うべきです。そのための予算を6月県議会の補正予算に計上すべきです。
 国の男女共同参画会議の「女性活躍・男女共同参画の重点方針2021(原案)に「生理の貧困」への支援が初めて盛り込まれました。
 この問題に関する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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