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宇部市西沖の山に計画中の石炭火力発電所は取り止めに

 大阪ガス、宇部興産、電源開発は「山口宇部パワー」を設立し宇部市西沖の山に石炭火力発電所を建設する計画でが、大阪ガスが撤退し、残る2社で計画を継続していました。
 2019年6月県議会で私は、企業局が取り組む宇部・山陽小野田市区工業用水供給体制再構築事業(以下・再構築事業)について「本事業は、西沖の山地区に、石炭火力発電所が建設されることを前提としたものだ。しかし、石炭火力発電所事業は抜本的見直しが行われているさなかだ。計画の見直しが必要」と質しました。
 企業局は、2020年度予算で再構築事業に1億7800万円を計上し、工業用水の施設整備に着手する計画でが、2021年度予算に、再構築事業は計上されませんでした。
 4月16日、電源開発は「山口宇部パワー計画取り止めについて」とするコメントを発表しました。電源開発は「本計画が位置する西日本エリアにおいて、電力需要は横ばいで推移すると見込まれることや、再生可能エネルギーの導入が拡大していることなど、事業環境を巡る状況を総合的に判断した結果、本計画を取り止める」とコメントしました。
 同日、宇部興産も、電源開発と同じ理由で「本計画を取りやめる」ことを明らかにしました。

 私は、県議会で計画中止を求めてきた者として、電源開発と宇部興産の石炭火力発電所の計画取り止めの判断を歓迎します。

 引き続き、山口県に対し地球温暖化対策の強化を求めていきたいと思います。

 宇部市内に計画中の石炭火力発電所計画が中止されました。この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせください。

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