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センチュリー購入で住民訴訟。しかし、物品購入「問題なし」と答弁

 私は、3月3日に一般質問を行い、知事の政治姿勢を質しました。
 2月18日、山口県が皇室対応車両としてトヨタ・センチュリーを2090万円で購入したことは、知事の「裁量権の逸脱・乱用」であり「知事は違法な支出を阻止すべき指導監督義務を怠った」とし、購入金額相当額を県に賠償するよう求める住民訴訟が山口地裁に提訴されました。
 私は、このことを受けて「知事は、センチュリー購入を県民にどう説明し、今後、どう対処するのか」と質しました。
 内畠会計管理局長は「今回の購入は、老朽化した車両の更新であり、併せて、県全体の保有を3台から2台に削減した上で、県側において一元管理し、県側が使用しない時は、議会に貸し出すものだ。今後とも、2台による効率的な運用に努め、次回更新時には、運用状況も踏まえ、車種の選定などについて検討を行う。」と答えました。
 私は、「新年度予算案の知事査定では、公用車と100万円以上の物品購入に関し知事に説明したとのことである。今回の事案を契機に、物品購入に関するルールを見直すべきだ。」と質しました。
 内畠局長は「現状において問題はないと認識しており、ルールの見直しは考えていない」と答えました。
 2090万円を購入したことに対し、住民訴訟が提訴される事態になったにも関わらず、今回の事案を受けても「問題はない」との答弁に唖然としました。
 引き続き、この問題については、県の姿勢を正していきたいと思います。
 センチュリー購入に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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