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安全性確保対象バス停県内で43カ所

 国土交通省は、バス停留所のさらなる安全性確保のため、警察や自治体、バス協会、路線バス事業者とともに都道府県ごとに「バス停留所安全性確保合同検討会」を設置し、対策の検討を進めています。
 山口県でも中国運輸局山口運輸支局が事務局となり「バス停留所安全性確保合同検討会」(以下 合同検討会)が開催されています。
 県からは、交通政策課、道路整備課、道路建設課、県警の担当者が合同検討会にメンバーとして参加しています。
 検討会では、山口運輸支局がとりまとめた抽出リスト(優先度判定前)を合同検討会の関係者間で共有し、安全上の優先度の判定の判定を実施しました。
 昨年12月25日、県内のバス停の安全性確保対象バス停留所の数が公表されました。
 Aランクは、①過去3年以内に停車したバスが要因となる人身事故が発生しているバス停留所②バスがバス停留所に停車した際に横断歩道にその車体がかかるバス停留所です。
 Aランクのバス停留所が県内5カ所あることが公表されました。事業者名とバス停名と安全対策の実施状況を報告します。
 Aランクのバス停留所は、①いわくにバス・岩国市山手3丁目(千石原方面)・検討中②船木鉄道・山陽小野田市赤崎神社(本山方面)・移動を検討中③サンデン交通・下関市記念公園(唐戸方面)・移設を検討中④サンデン交通・下関市新開町(唐戸方面)高尾線・移設検討中⑤サンデン交通・下関市市民プール(下関駅方面)・移設を検討中
 Bランクは、①Aランク以外で、バスがバス停留所に停車した際に横断歩道の前後5メートルの範囲にその車体がかかるバス停留所②Aランク以外で、バスがバス停留所に停車した際に交差点にその車体がかかるバス停留所です。

 Bランクのバス停留所が県内に30カ所あることが公表されました。市町毎に何カ所あるか報告します。
 岩国市2カ所、山陽小野田市9カ所、山口市3カ所、長門市3カ所、下関市2カ所、下松市2カ所、周南市2カ所、防府市1カ所、萩市1カ所、宇部市5カ所

 それぞれ、移設などが検討されています。

 Cランクは、①A又はBランク以外で、バスがバス停留所に停車した際に交差点の前後5メートルの範囲にその車体がかかるバス停留所②A又はBランク以外で、地域住民等の意見や各都道府県の実情に応じて抽出したバス停留所です。

 Cランクは、県内に8カ所あることが公表されました。市町毎に何カ所あるか報告します。

 長門市1カ所、下関市3カ所、周南市2カ所、宇部市2カ所です。

 それぞれ対策が検討されている最中です。

 合同検討会でのとりまとめの公表を受けて、山口運輸支局とバス事業者は、関係行政機関と連携しながら、安全上の優先度を判定したバス停ごとに、講ずるべき内容、主体党の安全対策を決定します。

 合同検討会は、バス停ごとに検討され、現場から報告された対策内容を確認し、各バス停ごとに講ずる安全対策の内容を今後公表することになっています。

 以上、詳しくは、中国運輸局のホームページに詳しく掲載されていますので、参照下さい。

 今後公表される各バス停の対応方針を注目したいと思います。

 危険なバス停が精査され、改善されようとしています。この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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