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環境福祉委員会審議(環境生活部)

 昨日、県議会環境福祉委員会が開かれ、環境生活部の審議を行いました。
 私は、現行の男女共同参画計画において、LGBTsについてどう書かれているのか質しました。
 平川男女共同参画課長は「『県民一人ひとりが、基本的人権の尊重と様々な人権問題の尊重と様々な人権問題に対し、正しい理解を深めるとともに、人権意識の高揚を図るため、教育や啓発活動を進めます』に含まれる。」と答えました。
 私は、中国地方各県で、現行計画にLGBTsを具体的に明記している自治体は広島県、岡山県、鳥取県であり、「次期計画でLGBTsに言及しなければ、山口県の計画は周回遅れになる。」と指摘しました。
 私の一般質問に対し、神杉環境生活部長は「次期男女共同参画計画については、国の基本計画の改定内容などを踏まえ」と答えました。
 私は、国の第五次男女共同参画基本計画改訂に向けた(素案)に「性的指向・性自認」があることを指摘し、「県は、国の基本計画の改定内容を踏まえるならば、次期男女共同参画計画には、『性的指向や性自認』が明記されるものと思う。」と質しました。
 平川男女共同参画課長は「現在、計画の改定作業を行っている段階だ。」と答えました。
 県地球温暖化実行計画の次期目標年次は、2030年度です。私はどのような目標設定になるのか質しました。
 小田環境生活課長は「国は、2013年度を基準年として2030年度に26%の二酸化炭素排出削減を次期目標としている。県の次期計画の目標については、国の次期計画を参考に策定することになる。」と答えました。
 私は、一般質問で「ゼロカーボンシティ」を目指すべきだと質し、神杉環境生活部長は「ゼロカーボンシティについては慎重に対応したい」と答えました。
 私は「ゼロカーボンシティについて、慎重に対応するとは、ゼロカーボンシティを目指すことも含むのか」と質しました。
 小田環境生活部長は、「これから慎重に対応したい」と答えました。
 (仮称)阿武風力発電所の環境アセスに対する知事意見で、「計画のとりやめ」等に言及する県がある中で、山口県知事意見は「見直し」に留まったことを私は、一般質問で指摘しました。
 この質問に神杉環境生活部長は「環境影響評価制度において、知事は、事業者等に対し、環境保全上の見地から意見を述べるものとされており、事業の可否を判断するものではない」と答えました。
 私は、答弁の根拠を質しました。
 小田環境政策課長は「環境影響評価法などである。」と答えました。
 徳島県知事意見に「本事業の取り止めも含め」とあり、和歌山県知事意見に「事業の廃止を含め」との言及があります。
 私は、「徳島県知事や和歌山県知事は環境影響評価法に違反する判断をしたとは言えない。山口県が過去の環境アセスで『事業の廃止』などと指摘した例はあるのか。」と質しました。
 小田環境政策課長は「山口県では、『事業の廃止』などと指摘した例はない。」と答えました。

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