昨日、私と日本共産党宇部市議団(荒川憲幸団長)は、村岡知事に対して、「新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急の申し入れ」を行いました。
日本共産党宇部市議団と私が、県知事へ申し入れ
宇部市では、8月に入り、児童の感染が確認され、2校が休校になりました。申し入れ書は、該当する児童が通う学校の保護者から次のような不安のな声が出ていると指摘しています。
「一つは、情報の少なさです。当該校から感染者が確認されたとの連絡がありましたが、誰なのか、自分は濃厚接触なのかが分からないため、通常の生活をしていいのかなどの判断がつかなかったということです。二つは、少ない情報ながらも、その情報すら届くのが遅かったことです。三つは、PCR検査の対象の少なさです。」
申し入れ書は、次の3点を求めています。
①保健所の機能及び職員体制を強化・拡充すること。
②PCR検査の実施対象を感染児童と同じクラスの児童に限定せず、当該校に関係する全ての者を対象とすること。
③個人情報に留意しつつ、速やかに必要な情報を開示及び提供すること。
申し入れ書を受け取った宇部県民局河野主幹は、「要望の内容を担当部局に伝える。文書で回答を行うよう担当部局に伝える」と答えました。
8月24日から30日までの下関市及び県の各保健所管内の陽性者を見てみます。
下関市は3名、山口管内4名、岩国管内0名、柳井管内0名、周南管内0名、萩管内0名なのに対し、山陽小野田市31名、宇部市15名、合計宇部管内46名となっています。
宇部管内の保健所の体制を強化することが急務となっています。
今日から、宇部市内に地域外来・検査センターがオープンしましたが、山陽小野田市にも地域外来・検査センターを設置すべきだと感じます。
そして、学校での検査は、関係する全員を対象とすべきです。
県宇部環境保健所管内で陽性患者が急増しています。
この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。