昨日、私と山田伸幸山陽小野田市議は、村岡知事に対して「新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急の申し入れ」を行いました。
申し入れ(写真右端が私)
村岡知事は、8月26日、山陽小野田市日の出地域の飲食店でクラスターが発生したと判断したと記者会見で述べました。
同時に知事は「同地域の酒類を提供する飲食店約70店舗のすべての従業員を対象に、8月28日にかけて、臨時の検査場所を設置し、短期間で集中的なPCR検査を実施する」ことを明らかにしました。
申し入れ書は「PCR検査を集中的に実施されていますが、対象範囲が限られたために、住民の中で困惑が広がっています。飲食店営業の従業員は対象とされましたが、家族は対象となっておらず、そのために勤め先から出勤停止措置を受けている例があり、家族もPCR検査対象にすることが求められています。また、風評被害から来店者が減少し、仕方なく閉店に追い込まれた例まで明らかになっています。」と指摘しています。
その上で、次の点を申し入れました。
①休業及び時短営業に追い込まれた店舗への休業補償制度の創設
②PCR検査の実施対象を「酒類を提供する飲食店」だけとせず、地域内で営業するすべての店舗、及び地域内で従業員と同居する家族も検査対象とすること。
③「日の出地域」に居住していることが理由で出社を断られ、PCR検査を受診して陰性の結果が求められる事例がある。PCR検査を徹底し地域住民の不安を取り除くためにもPCR検査を抜本的に増やすこと。
④学校や保育園などの施設でも感染が広がっており、関係者に対してもPCR検査を実施すること。
申し入れ書を受け取った総務部職員は、「要請があった内容は、所管の部署に伝える。来月予定の議会運営委員会を目途に文書で回答する」と答えました。
7月28日志位委員長が安倍首相に対して行ったコロナ対策の緊急申し入れの第一は「感染震源地(エピセンター)を明確にし、その地域、事業所の在勤者の全員に対して、PCR検査を実施すること」です。地域内で、面的にPCR検査を徹底することが求められています。
来月の県議会を通じてPCR検査の更なる拡充について発言していきたいと思います。
山陽小野田市でクラスターが発生し、それへの対応強化を申し入れました。皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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