山口県は、昨日、新型コロナウイルス感染症に関する緊急対策を公表しました。
緊急対策関連事業費は、5億37万6千円。今年度補正予算の専決処分(全額国庫補助金)及び予備費で対応することにしています。
感染拡大の防止の予算は、1億5700万円余です。
生産委託により幼稚園、認可外保育施設、児童福祉施設等に配布する布製マスク12万枚の確保に5千200万円余が確保されます。
帰国者・接触者外来は、14カ所から18カ所に増やされました。
県民の生活の安定に関する予算は、3億4300万円余が確保されます。
生活福祉資金の貸付緩和により収入現象世帯の資金需要に対応するために、3億3100万円確保されてました。これにより、貸付限度額10万円が20万円に、保証人なしの利子1.5%が無利子になります。
県内企業への支援として、経営安定資金による金融支援が行われます。融資枠60億円、融資上限8千万円の制度が確保されます。売上減少5%以上としていた要件が、売上高減少となります。
また、「新型コロナウイルス感染症対応短期支援資金」が創設されます。
この資金は、臨時休業等に伴う従業員の休暇取得等への対応により短期の資金手当を必要とする中小企業者を支援するものです。
融資枠は3億円、融資上限800万円です。
観光業への支援としては、交通事業者等に対する補助金の新年度早期の概算払いが行われます。
農林漁業者への支援としては、相談窓口の設置やセーフティネット資金などの金融支援を国とともに行います。
山口県が、今年度補正予算の専決処分という形で、新型コロナウイルス感染症に関する緊急対策を行います。
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