議員日誌

第88回県党会議で発言

 昨日、第88回県党会議が行われました。

 市民連合@やまぐちの那須さん、総がかり行動萩の藤井さんから連帯のご挨拶をいただきました。

 私は、以下の趣旨の発言を行いました。

県党会議発言

  第88回山口県党会議で発言する私

・・・

 第88回県党会議にご参加の皆さん、第28回党大会代議員として歴史的大会に参加し、山口県党から唯一発言をさせていただきました。

 党大会で、私は、「安倍政権足下の県」と呼ばれる山口県全体が安倍政権のもとで軍事基地化されようとしていること、そして、それに対抗した運動が起きていることを報告しました。イージス・アショアの問題では、今日付のしんぶん赤旗日曜版に再び、阿武町の花田町長が登場しています。
 「私は今でも自民党員です。国防の必要性にも、ミサイル迎撃システムにも異を唱えるつもりはありません。しかし、私は、町民から選ばれた町長です。まずは町民の生命と安全が最優先です。迎撃用ミサイルが上昇中に切り離すブースター(推進装置)の落下を考えたら2~3キロは離さないといけない。『住民の生活区域に近接しない』は絶対譲れません。中東の事態をみると、この町が攻撃の対象になりかねない心配があります。」
 イージス・アショア問題では、「住宅地との距離」が大きな争点となっています。引き続き花田町長を支え、配備撤回を実現していきましょう。
 県党会議の総合計画は「安倍自公政権いいなりの村岡県政のもとで、岩国基地の機能強化、萩市むつみへのイージス・アショア配備計画、山陽小野田市の宇宙監視レーダー配備など米軍と自衛隊の一体化と密接に結びついた県全土の軍事基地化が急速に進められています。」述べています。  
安倍政権による県全土の軍事基地化に対抗する運動を更に強めて平和な山口県を県民とともに実現するため、ともにがんばってまいりましょう。
 次に第28回党大会の感想についてです。
 2月4日の中央委員会常任幹部会の訴えは「第28回大会の歴史的成功が、党内外に大きな反響を広げている」「改定綱領と二つの決議が、きわめて積極的に受け止められて」いる、として次の感想を紹介しています。
 「改定綱領について一番議論になり感動的に受け止められているのは、8中総報告と結語、大会報告と結語と、内容がどんどん発展していること。大会の決議で志位和夫委員長が解明した『中国に対する綱領上の見直しが、綱領全体に新たな視野を開いた』という整理は本当に腑に落ちるし、21世紀の展望をつかめる」
 私は、綱領改定を志位委員長から直接報告を受けました。報告と結語を聴いたのですが、この感想の通り、「中国に対する綱領上の見直しが、新たな視野を開いた」部分は、まさに「腑に落ちる」ことを体感しました。
 第一は、「世界の構造変化」の最大なものが、植民地体制の崩壊と100を超える主権国家の誕生にあったことを、綱領上、いっそう端的に押し出すことになった点です。
 第二は、資本主義と社会主義の比較論から解放されて、21世紀の世界資本主義の矛盾を正面からとらえ、この体制をのりこえる本当の社会主義の展望をよりすっきりした形で示すことができるようになった点です。
 第三は、「発達した資本主義での社会変革は社会主義・共産主義への大道」という命題を堂々と押し出すことができるようになった点です。
 志位委員長は、結語の最後に、日経新聞の正月から特集記事「乗り越えるべき課題は山積しているとはいえ、この先も資本主義に代わる選択肢はない」を紹介し、その後でこう述べました。「私たちには、明確な選択肢―社会主義・共産主義という希望ある選択肢を持っているではありませんか。」「いま世界資本主義が深い矛盾に陥っているもとで、それをのりこえる未来社会への展望を語れる政党は、日本共産党をおいてほかにないことに、誇りと確信をもって進もうではありませんか。」。私は大会代議員として、改定された綱領の中身を党内外で大いに語っていきたいと思います。
 13日の衆院本会議で安倍首相は日本共産党について「暴力革命の方針に変更はない」などと反共デマを行いました。
 昨日のしんぶん赤旗日刊紙のインタビューで小林節さんは「先日の党大会や党内の議論の積み重ねを見れば、日本共産党は他党にない『一貫性』があることが分かります。共産党の綱領や正規の方針のどこに『暴力』があるのか。このような『レッテル貼り』は公党に対する名誉棄損であり、結社の自由に対する妨害です。共闘する野党も市民も日本の民主主義の危機として捉え、反撃する時です。」と述べました。
 反共デマをはねのけて、ぜひとも野党連合政権を樹立し、安倍政権の退陣を実現していくためにも、私たちは、綱領を学ぶ時です。

・・・

 尚、党会議の選挙で、私は県委員に選ばれ、県常任委員に選出されました。

 引き続き、県政全般に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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