宇部市が「指定ごみ袋制度見直し(有料化)についての基本的考え方(案)に対する意見募集(パブリックコメント
を行っています。
募集期間は、2月5日から2月18日までの13日間です。
宇部市のパブリックコメント実施要綱を承知していませんが、「山口県パブリックコメント実施要綱」は、6条で、意見提出の期間を「1か月程度の意見の提出期間を定め」としています。
指定ごみ袋制度見直しという市民生活に密接な問題に対するパブリックコメントの期間が13日間であるのは問題だと思います。
宇部市は、指定ごみ袋制度見直しの議案を3月定例市議会に提出するとしています。
市議会のホームページを見ると、2月20日が議会運営委員会、2月25日に開会となっています。
県のパブリックコメント実施要綱9条は、「提出された意見及びこれに対する県の考え方、並びに計画案を修正したときはその修正の内容を精査し、決定後の計画等を公表するものとする」としています。
山口県は、パブリックコメントの意見提出期間を1か月程度とした上で、出された意見に対する県の考え方についてホームページ等で公開しています。
宇部市のゴミ有料化の問題に関し、パブリックコメントの受付締め切りの18日の二日後は議会運営委員会です。
市民から出された意見を市として精査し、市の考え方を公表する間がありません。
また、宇部市は、指定ごみ袋制度の見直しについての住民説明会を開催していますが、最終回の西岐波校区の開会日は2月19日です。
翌日が、市議会議会運営委員会です。ごみ有料化を予定通り3月議会に上程するなら、住民説明会で出された意見を議案に反映する間がありません。
久保田市長は、「市民とともに歩む市政」を標ぼうされていますが、今回の問題での対応は性急と言わざるを得ません。
住民説明会とパブリックコメントなどで出された意見を提案に反映させる間がないことから、宇部市がこの問題で市民の声を聴く姿勢があるのかとの疑問が生まれてきます。
40リットルのゴミ袋で、今までの一袋10円を40円に約4倍にする提案です。
私は、今、集約されているパブリックコメントや住民説明会で出された市民の意見を集約すべきだと思います。
この問題の3月議会への上程は、すべきではないと私は考えます。
「宇部市のごみ有料化を考える会」が「家庭ごみの有料化実施は市民の合意を前提とするよう求める要望署名」を集めておられます。
私も賛同し、署名を取り扱っています。ご協力をお願いいたします。
この署名は、2月17日に提出予定だと聞いています。署名をお持ちの方は、急いで集めていただいて、今日、明日中に藤本までお届けください。
この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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