議員日誌

イージス・アショアで様々な報道

 昨日の毎日新聞は、イージス・アショアの萩市むつみ演習場への配備計画について次のように報じました。

 「秋田県の状況を受け、もう一つの配備候補地である陸上自衛隊むつみ演習場の地元では戸惑いや反発の声が上がっている。『秋田と山口のセットで国を守るということだった。新屋に配備しないなら、山口の意義を確認する必要がある』。17日、県庁で山本朋広副防衛相との面談を終えた山口県の村岡嗣政知事は、秋田での動きを見守る考えを示した。」「賛否を保留する萩市の藤道健二市長は『新屋の配備が決まらないうちは態度を表明しない』と強調。配備に反対する阿武町の花田憲彦町長は、秋田での見直しで菅官房長官や河野太郎防衛相が住宅地との距離を考慮する考えを示していることに触れ『全くその通りだ。むつみ演習場でも事の本質は変わらない』と候補地からの除外を求めた。」

 村岡知事と藤道市長と花田町長に共通しているのは、「むつみだけの強行は認められない」の思いではないかと思います。

 防衛省は、山口においても他の適地を調査すべきです。

 今朝の中国新聞の「中国5県2019年回顧」は、村岡県政とイージス・アショアについて次のように報じていました。

 「政府が陸上自衛隊むつみ演習場への配備を目指す地上配備型迎撃システム『イージス・アショア』。計画への賛否を問われても『まだ国の説明の途中』と濁し、対話を求める住民の要望には『市長や町長を飛び越えて会うことは考えていない』と距離を置く。」

 私は、議員として大切にしている言葉に「調査なくして発言なし」があります。

 村岡知事は、ハワイを視察したのなら、様々議論を受けて、再度、むつみ周辺の現地調査を行うべきです。

 現場に立たなければ、分からないことはたくさんあることを痛感した私自身の1年でした。

 引き続き、イージス・アショアの配備について皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 

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