議員日誌

新「防衛計画の大綱」の具体化が進む山口県

 本日、日本共産党山口県北南地区委員会の大会が開かれています。

 私は、新「防衛計画の大綱」の具体化が進む山口県の状況を報告しました。

 発言の趣旨は以下の通りです。

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 日本共産党第28回党大会第一決議(政治任務)に「安倍政権が昨年12月、閣議決定した新『防衛計画の大綱』、『中期防衛力整備計画』は、日米同盟を一層強化するとともに、『従来とは抜本的に異なる速度で防衛力を強化する』とした。」とあります。日本共産党北南地区(衆院山口3区に符号する)内で「抜本的な速度で防衛力が強化される」動きが顕著です。
 第一は、萩市へのイージス配備です。新「大綱」は、中国の軍拡や北朝鮮の軍事動向を「重大かつ差し迫った脅威」とし、これらに対抗する一つをイージス・アショア配備としています。県議団でイージス配備予定地の秋田市新屋演習場を訪ねました。演習場に隣接する勝平地区は、人口が1万3千人、演習場から3キロ圏内に秋田市役所・秋田県庁があります。    
マスコミは、防衛省は、住宅地に近い秋田市の配備計画を見直す方向で検討に入ったと報じました。花田阿武町長は町議会で「むつみ演習場も全く同様で候補地からの除外に大きな期待を寄せている」と答えました。
 今こそ、秋田県での運動に連帯し、イージスの配備を撤回させましょう。
 第二は、山陽小野田市への宇宙監視レーダー建設です。新「大綱」は、自衛隊に陸・海・空に加え、宇宙領域専門部隊の新設を明記しました。宇宙部隊の重要な施設が山陽小野田市に建設されている宇宙監視レーダーです。軍事評論家の前田哲夫さんは、レーダー基地について「有事の際、真っ先に攻撃対象にされることは間違いない」と述べています。23年運用開始に向け工事は進んでいますが、反対運動を強めていきましょう。
 抜本的に異なる速度で防衛力を強化する危機を打開するため、安倍政権を倒し、新しい野党連合政権をつくることが切実に求められています。

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 県民の平和を守るために、引き続き、学びつつ、行動を続けていきたいと思います。

 皆さんのご意見をお聞かせください。

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