議員日誌

砂浜に咲く薔薇のように

 11月3日にEテレで放送された「こころの時代~宗教・人生~ 砂浜に咲く薔薇のように」のDVDを知人の方からお借りして観ました。

 私の書棚にサヘル・ローズ著「戦場から女優へ」があります。

 この本にサヘルさんからサインをいただきました。

 「Dear ふじもとさま 本日はお会いできて本当によかったです。ありがとうございました。2009年11月21日」

 今日が、2019年11月25日ですから、丁度10年前、私が事務局長をしていた団体が、サヘル・ローズさんを招き講演会を開いたのです。

 まぶしすぎるほど輝いていたサヘルさんの姿が私の脳裏に焼き付いています。

 サヘルさんのサインはその時のものであり、この講演会に参加した方からDVDをお借りしたのです。

 サヘルさんは、2009年1月、24歳の時、「戦場から女優へ」を出版します。

 10年前にサヘルさんからお聞きしたお話は、この本の内容でした。

 NHKのホームページから、サヘルさんのこれまでの人生を振り返ります。

 「イランで戦争孤児となったサヘル・ローズさんは、養母のフローラさんと救いを求めて来日後、壮絶ないじめや極貧なホームレス生活などの過酷な体験を重ねた。自ら命を絶とうとしたとき、母子関係に劇的な変化が生まれる。『生かされている意味』を考え続けて獲得してきた人生。」

 「戦場から女優へ」が書かれた当時、サヘルさんは、空爆で、自分以外の家族全員が亡くなったと聞かされていました。

 数年前に、サヘルさんが実際に入所していた孤児院を訪ね、出生が明らかになります。

 サヘルさんを産んだ母は、刑務所へ。父は、サヘルさんを自分の子どもではないのではないかと疑い、同居を拒みます。

 サヘルさんの両親は生きておられるかもしれないことが分かりました。

 サヘルさんの養母のフローラさんが、癌だと分かったのは数年前です。

 フローラさんとの有限の時間を大切にしたいとサヘルさんが語ります。

 再びNHKのホームページから引用します。

 「難民地域などの世界の子供たちを訪ね、自分が『今』を生き抜く『種』をまき、育てる旅を重ねている。」

 サヘルさんは、自分と同じ境遇の難民地域の子どもたちを訪ねています。

 サヘルさんは、東南アジアのある国のストリートチルドレンの男の子に、「お姉ちゃん、もっと輝いて」と励まされたことが忘れられないと語ります。

 来年、その国でその少年にまた会いたいと語ります。

 サヘルさんにお会いして以来、テレビや新聞などでチェックしている自分がいます。

 サヘルさんの凛とした姿にいつも励まされ続けてきました。

 「こころの時代」でのサヘルさんの特集は、私にとって永久保存版となりました。

 益々、サヘルさんのファンとなりました。

 これからもサヘルさんを応援していきたいと思います。

 サヘルさん、世界の子どもたちを訪ねた経験などを本にしていただきたいと思います。

 サヘルさんの生き方を学んでいきたいと思います。

 再び、サヘルさんの講演会を宇部市で開きたいですね。

 この番組をご覧になった皆さん、サヘルさんのファンの皆さん、ご意見、ご感想をお聞かせ下さい。

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