議員日誌

山口県委員会政府レクチャー

 日本共産党山口県委員会主催の政府レクチャーが昨日、行われました。

 日本共産党から、にひそうへい前参議院議員、大平よしのぶ前衆議院議員、松田衆院2区予定候補、桧垣下関市議、長岡岩国市議、山下美祢市議予定候補、砂田周防大島町議、赤松平生町議が参加しました。

政府レクチャー2019年11月

 林野庁の職員と交渉する私(右から二人目)

 防衛省の問題では、「オスプレイの飛来等、米軍岩国基地に係る運用情報の提供はなぜ、行われなくなったのか」の問いに、担当者は「得られた情報は。地元自治体に伝える」と答えました。

 私は、「情報提供が地元自治体に行われていないことをどう考えているのか」質し、担当者は「これまで通り、情報提供するよう米側に求めているところ」と答えました。

 防衛省の問題の二つ目は、高知沖の米軍機事故の報告書の中で、規律違反が横行していることが分かった問題です。

 11月7日、村岡県知事と福田市長らは、山本防衛副大臣に対し、米軍内で規律違反が横行していることなどが防衛省から説明されていなかった問題で申し入れを行いました。

 防衛省は、「丁寧な説明を行う」と答えました。

 私は、「いつ丁寧な説明を行うのか」質しました。

 担当者は、「早急に、防衛省として、地元自治体に説明を行いたいと考えている」と答えました。

 にひそうへい前参議院議員は「報告書には、薬物乱用やアルコールの過剰摂取などの事実が報告されている。日本の航空法に照らして問題はないのか解明すべきだ」と質しました。担当者は「米軍に更なる詳細な説明を求めているところである」と答えました。

厚生労働省とは地域医療構想に関し、「再検討要請対象」病院を公表した問題についてヒアリングしました。

 私は、先日、美祢市立病院関係者と懇談したことを踏まえ、「へき地医療を守るという視点が、病院公表にかけていたのではないか」と質しました。

 担当者は、「急性期と慢性期の医療分担を進めるとの視点が中心の分析に基づく病院名公表である。国が示したのは、地方での議論を進めていく材料だと考える」と説明ました。

 その上で、担当者は、「この間の地方自治体との意見交換を踏まえ、今後の地域医療構想の議論の方向性を示す通知を近く出す予定」と話しました。

 防災問題では、ダムの事前放流の問題についてヒアリングしました。

 国土交通省の担当者は「平成29年に、事前放流に係る技術的ガイドラインを示している。これに基づいて、地方での検討を進めてほしい」と答えました。

 メガソーラーに係る隣地開発に関する問題につてヒアリングしました。

 林野庁の担当者は、「太陽光発電に係る隣地開発の基準に関し近く改正した通知を示したい」と答えました。

 政府レクチャーした問題を11月県議会に生かしたいと思います。

 引き続き、皆さんの県政全般に対する要望をお聞かせ下さい。

 

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