議員日誌

陸上イージス山口の資料にも誤り

 21日付でしんぶん赤旗「日刊紙」は「イージス・アショア」問題について次のように報じました。

 「配備型ミサイル迎撃システム『イージス・アショア』の配備先をめぐり、防衛省が陸上自衛隊むつみ演習場を『適地』として5月に同県に示した説明資料に記載された高台の標高が、同省が昨年、地元へ説明していた数値と5メートルも異なっていたことが20日、明らかになりました。日本共産党の穀田恵二衆議院議員の調べによるものです。イージス・アショア配備をめぐっては、秋田市の陸自新屋演習場を『適地』とした説明資料でデータの誤りが明らかになっており、防衛省の『配備ありき』のずさんな対応への批判はさらに高まるとみられます。防衛省は今年5月の資料で、イージス・アショアのレーダーの電波が地表に当たることはないとする説明に関し、むつみ演習場内からレーダーを照射する方向にある山口県阿武町の『西台』という高台の最高標高を576㍍と記していました。一方、同省が2018年8月に示した県と萩市の照会に対する回答資料や住民説明会の資料は『西台』の最高標高を約571㍍と記載。『これより標高の低い地域にイージス・アショアから発せられる電波が直接照射されることはない』などと説明していました。『西台』の標高については、国土地理院の数値では574㍍で、同省の5月の資料と2㍍の違いがあることも判明しています。この点について、同省は資料作成に衛星地図ソフト『グーグル・アース』を用いていたためとし、『誤差の範囲で配備の可否に影響はない』と説明しています。山口県の村岡嗣政知事は20日、山口市内で記者団に、このままでは不信が高まるとして『丁寧な説明を心がけてほしい』と語りました。」

 岩屋防衛大臣がこの問題を含め来月2日・3日の日程で来県するとの報道があります。

 防衛省は、「秋田・萩」ありきの姿勢を改め、配備計画を白紙撤回すべきです。

 この問題に対する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

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