議員日誌

副大臣「総理と副総理に忖度」

 今朝の読売新聞は、「塚田一郎国土交通副大臣が、北九州市で1日夜に開かれた集会で、同市と山口県下関市を新たに結ぶ下関北九州道路が国の直轄調査することについて『(地元の)安倍総理や麻生副総裁が言えないので、私が忖度した』と述べたことがわかった。塚田氏は2日、『発言は事実と異なるため撤回し、謝罪する。国が事業の必要性に鑑み、実施することとした』との談話を出した。塚田氏は福岡県知事選の候補者の応援のため集会に出席。この演説で、自民党の吉田博美参院幹事長らと面会した際に『何とかしてもらいたい』『総理と副総理の地元の事業だ』と要請されたと説明。その上で、『私はすごく物わかりがいい。すぐに忖度します。国の直轄の調査に引き上げた』と語った。」と報じました。

 今朝のしんぶん赤旗日刊紙は、この問題を「この計画は安倍政権が中国・九州地方の経済界と一体となって推進しています。下関市の自民党関係者は「安倍首相と麻生太郎副総理の関係でスタートした』と本紙に証言しており、地元では『安倍・麻生道路』と呼ばれています。」「統一地方選挙では、総事業費が2000億円が超えると想定される下関北九州道路の是非が大きな争点となっています。日本共産党は、『2000億円のムダづかい(下関北九州どうろ)はやめて、くらし・福祉・防災優先の県政に』と訴えています。」と報じました。

 昨日、下関駅前で、下関市区でたたかう木佐木候補の応援に小池晃書記局長が、山口県政について「事業費2000億円の下関・北九州道路計画など、大型開発推進・大企業優遇だ」と批判し、「木佐木県議候補は、下関市区でただ一人、下関・北九州道路に反対し、安倍政治いいなり県政と対決している『宝の議席』だ」と訴えました。

木佐木・小池

木佐木候補の応援で訴える小池書記局長(右)

 安倍政権の忖度政治が「下関・北九州道路」を推進していることが明らかになりました。

 安倍政権による税金の私物化は許されません。県民本位の県政を進めていきましょう。

 この問題での皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

 

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