陸上配備型迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画を巡り、秋田県の佐竹敬久知事と秋田市の穂積志市長は、昨日、岩屋防衛大臣に対し「イージス・アショアに関する対応について」とする申し入れ書を提出しました。
申し入れ書は、「現時点においては、地域住民の懸念や不安が解消されず、十分に理解が進んだと言える状況にはありません。」「弾道ミサイル防衛のための装備品を陸上に固定して運用する国内で初めての事例であることから、配備される地域の安全安心対策等について最大限考慮した上で検討等を進めるべきであります。」としています。
その上で、①配備の必要性②配備候補地としての合理性③防衛省・自衛隊が所有する国有地以外の代替地の検討④テロ等のリスクへの対応⑤レーダーが発する源波の影響などの具体的な説明を更に行うよう求めています。
更に、検証のための時間の確保や配備候補地になっても、工事等強行に進めないよう求めています。
今朝の山口新聞に、対応した原田憲治防衛副大臣が「配備に直結するような措置を地元の理解が得られないまま進めることは考えていない。安心安全につながる具体的措置をしっかり講じていきたい」と述べたと報じられいます。
秋田県などの懸念は、山口県にも同様にあるものです。
山口県は萩市・阿武町と協議をし、防衛省に同趣旨の申し入れを行うべきです。
国は、秋田県などの意向を受けて、秋田にも山口にも住民の合意がないまま、強引にミサイル基地の配備を強行することは厳に慎むべきです。
防衛省は、イージス・アショアの配備を白紙撤回すべきです。
秋田県と秋田市が申し入れた前文は、それぞれのホームページに掲載されています。
秋田県・秋田市の申し入れについて皆さんのお考えをお教え下さい。
No comments yet.
コメント公開は承認制になっています。公開までに時間がかかることがあります。
内容によっては公開されないこともあります。
メールアドレスなどの個人情報は、お問い合せへの返信や、臨時のお知らせ・ご案内などにのみ使用いたします。また、ご意見・ご相談の内容は、HPや宣伝物において匿名でご紹介することがあります。あらかじめご了承ください。