16日の毎日新聞に同紙特別編集委員・山田孝男さんの「風知草」を興味深く読みました。
表題の「学べば朽ちず」は、13日の「毎日21世紀フォーラム」に小泉純一郎元首相が登場して使った言葉だとあります。
「『学べば朽ちず』は西郷隆盛が終生、愛読したという佐藤一斎(江戸時代後期の儒者。1772~1859年)の処世訓『言志四録』の一節である(『言志晩録』第六十条)。全文を示すと-『少なくして真鍋は、壮にして為すあり』『壮にして学べば、老ゆとも衰えず』『老いて学べば、死すとも朽ちず』」
山田さんは、15日の「小沢塾」で小泉氏が講師を務めたことも引き、安倍政権について次のように書いています。
「だが、発信を通じて政権に『学び』を迫る意味はある。西日本豪雨の際の、自民党国会議員たちの酒盛りが、参加者による無邪気なツイッター写真投稿で猛烈な批判を招いた。安倍3選と見透かした主流派に油断がある。学ばざれば朽ちる。」
参議院選の合区選挙区で立候補できなう自民党候補を救済するための究極の党利党略の自民党の参議院選挙制度改定案についてマスコミの世論調査では半数以上が「反対」でした。
しかし、この法案を安倍政権は強行採決しました。
カジノ実施法案について、今国会での成立に「必要ない」「反対」は各種世論調査で6割から7割です。
この法案も安倍政権は今日にも採決を強行しようとしています。
安倍政権は、国民の声に「学ばざれば朽ちる」状況にあると思います。
民意を無視して暴走する安倍政権に、国民の声を届ける時です。
国会で今、行うべきは、豪雨災害被災者支援です。カジノ法案は廃案にいたしましょう。
私は壮年の年代です。「老ゆとも衰え」ないよう、日々、国民・県民の声を学び続けようと思います。
「学べば朽ちず」。皆さんの感想をお聞かせ下さい。
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