議員日誌

重税反対全国統一行動宇部地区集会

 昨日、宇部市内で、重税反対全国統一行動宇部地区集会が行われました。

 私は、日本共産党を代表して挨拶を行い、宇部税務署までのデモ行進に参加しました。

藤本重税集会訴え

重税反対全国統一行動宇部地区集会で訴える私

 私が、重税反対集会で訴えた要旨は以下の通りです。

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 重税反対全国統一行動宇部地区集会にご参加の皆さんご苦労様です。
 夜なべをして確定申告書を作成している商工業者は、帳簿や領収書など7年間も保存しろと言われています。それなのに財務省理財局長だった佐川国税庁長官は、国有地を売却した森友学園に関する記録・資料は廃棄したといいました。重税反対全国統一行動の中で、「佐川長官は今すぐ辞めよ」とする民商を中心にした国民的運動の高まりで佐川氏は国税庁長官を辞任しました。森友疑惑は、佐川国税長官の辞職で済む問題ではありません。
 12日、財務省は、「森友学園」に国有地が格安で払い下げされた問題をめぐり、国会提出資料などを改ざんしていたことを認めました。国会が要求していた資料が、財務省によって改ざんされたというのは、国権の最高機関としての国会を愚弄する言語道断の不正行為です。
 改ざん前の文書には、森友学園の籠池理事長が関与していた「本会議大阪」の連携組織の日本会議国会議員懇談会に「特別顧問として麻生太郎財務大臣、会長に平沼赳夫(たけお)議員、副会長に安倍晋三総理らが就任」していることや、昭恵氏が問題の国有地を訪問した際、「いい土地ですから、前に進めてください」と述べたという籠池被告の発言の記述や、昭恵氏は森友学園が開校予定だった小学校の名誉校長を務めており、「安倍首相夫人が森友学園に訪問した際に、学園の方針に感涙」などの文書もありましたが、いずれも、改ざん後の文書では削除されていました。
 これだけの改ざんがとても佐川氏個人の判断でできるはずはなく、財務省・政府ぐるみが行われた疑いは濃厚です。
 安倍首相は森友疑惑に関わって「私も妻もかかわっていない。かかわっていたら総理大臣を辞める」と昨年2月国会で答弁しています。
 国会を欺いてきた安倍内閣は総辞職すると同時に、佐川氏、首相夫人の昭恵氏を国会喚問し、問題の全容を解明すべきです。
 今の情勢は、安倍内閣を土台から揺るがす大激動です。あきらかに「潮目の変化」が行っています。安倍政権をいよいよ倒すことができる状況が生まれています。市民と野党の共闘で安倍政権を倒し、来年10月からの消費税10%への増税をストップさせましょう。今日の集会が、納税者の権利を大きく発展する契機となることを願い私の挨拶といたします。

・・・

 佐川国税庁長官の辞任は、重税反対全国統一行動が大きな役割は発揮したと思います。

 「財務省 森友公文書改ざん事件」の解明はこれからです。

 この事件への安倍首相夫妻の関与の疑いがますます明らかになってきています。

 麻生財務相の辞任と内閣総辞職を求めて引き続き国民運動を起こしていきましょう。

 「財務省 森友公文書改ざん事件」を皆さんはどうお考えですか。

 ご意見をお聞かせ下さい。

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