議員日誌

平和への道 -憲法9条は仏の願い

 選挙の移動中に、武蔵野大学名誉教授で、浄土真宗本願寺派法善寺前住職の山崎龍明さんの近著「平和への道-憲法9条は仏の願い」を読んでいます。

 山崎先生は、「この国が戦争の多大な惨禍の中で誓った『戦争放棄』『交戦権を認めない』という日本国憲法にしっかりと軸足を置いて、世界平和に寄与する道を模索すべきと考えます。」と述べ、この総選挙について「国政選挙次第で、この国は戦争国家になっていくかも知れません。そうなったら、もう後戻りはできません。」と意義を語ります。

 山崎先生は、「人間は傲慢なものです。そのおごりはとどまるところをしりません。その私たちのおごりが自然を破壊し、社会を滅びに導くのです。そして、その根底にあるのが私たちの物欲にあると言ったら、言い過ぎでしょうか。その物欲を満たすために、戦争までも起こそうとしている人々が多くいることを私たちは気づかなければなりません。」と指摘し、「生き物の中で人間ほど恐ろしいものはありません。」と書いています。

 しかし、山崎先生は、「人間は同時に叡智を持っています。お金儲けのために人殺しの武器を作り出すのも人間ですが、その非をいさめる叡智を持っているのも人間です。いま、そのバランスが大きく崩れかけているのです。いや、崩そうとしている人々が主流になっている世界というのは、なんとも悲しく恐ろしいかぎりです。」と書いています。

 山崎龍明先生は、総選挙の公示を前に、日本共産党躍進への期待を寄せてた各界の著名人67人の内の一人です。

 この国を戦争国家にしないために、私は、日本共産党の比例候補者の一人として力を尽くします。

 比例代表は日本共産党に大きなご支援をお願いいたします。

 

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