議員日誌

村岡県政1期目

 中国新聞が15日より「村岡県政1期目」と題する特集記事を掲載しています。

 15日付「決める力」は読みごたえがありました。

 「基地や原発に限らず、国の製作や方針に絡む問題に関しては、政府と歩調を合わせるケースが目立つ。」

 「艦載機移転容認から2週間後の7月14日。核兵器禁止条約締結を全ての国に求める『ヒバクシャ国際署名』について、村岡知事は記者会見で自身の対応を問われ『国のスタンツに関わる』として署名しない考えを示した。同条約の不支持を表明した国への配慮をにじませた。」

 「政権との距離の地下さは、時に県政が自民党政治の映し鏡となる。」

 「同党のベテラン議員が明かす。『国政が絡む問題で、知事と安倍政権と異なる政治判断をするわけがない。」

 私は、村岡県政の1期目は「決める力」ではなく、安倍政権に「従う力」が発揮された3年半だったと考えます。

 艦載機部隊移駐は、「地元」の意向を尊重することを隠れ蓑に、結局、安倍政権の意向に添った判断を行ったものです。

 上関原発の公有水面埋め立て免許延長許可も、知事は。「原発本体の着工時期の見通しがつくまで埋め立て工事はしないように」中国電力に要請したことを隠れ蓑に、結局、安倍政権の意向に添った判断を行ったものです。

 村岡県政は、県民の命を守る立場から、安倍政権と対峙する政策選択は行っていないと言っていいと思います。

 「知事と安倍政権と異なる政治判断をするわけがない」県政なら、県民の命の前に安倍政権の政治判断があると言わなければなりません。

 県民の命は二の次だと言わなければなりません。

 村岡知事が、「イクメン」知事を標榜するのなら、子どもたちの未来のための政策選択こそ行うべきではないかと思います。

 村岡県政1期目を皆さんはどう評価しますか。ご意見をお聞かせ下さい。

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