異世界ファンタジーの大作に久々に出会いました。
TSUTAYAの特設コーナーを観て、昨日から読み始めています。
1巻の裏表紙を引用しましょう。
「鍛冶の里に生まれ育った少年キリヒトは、王宮の命により、史上最古の図書館に暮らす『高い塔の魔女』マツリカに仕えることになる。古今の書物を繙き、数多の言葉を操って策を巡らせるがゆえ、『魔女』と恐れられる彼女は、自分の声を持たないうら若き少女だった。」
今、私が読んだのは、1巻の120ページのあたりです。キリヒトがマツリカに出会った場面です。
「図書館の魔女」という異世界の入り口に立って、キリヒトと一緒に図書館の内部を眺めているような感じです。
「図書館の魔女」という超弩級異世界ファンタジーの世界をこの夏、堪能したいと思います。
高田大介さんの「図書館の魔女」シリーズは、現在までに「図書館の魔女」が文庫本4巻、「図書館の魔女-烏の伝言-」文庫上下巻が発行されています。そして、今年中に、「図書館の魔女-霆ける塔-」が単行本として刊行される予定です。
現在までにシリーズ32万部のヒットとなっています。
文芸評論家の北上次郎さんは「なんなんだこれは。読みながらころほど楽しい小説は久々だった。」と評しています。
大いに期待して読み進めたいと思います。
日本の異世界ファンタジーとして30代の頃読んだのが、小野不由美さんの「十二国記」シリーズでした。
そして、最近読んだ異世界ファンタジーは、阿部智里さんの「八咫烏」シリーズです。
「図書館の魔女」シリーズの高田大介さんは、早稲田大学や東京芸術大学などで、言語学などを教えた研究者でもあります。
研究者出身では、上橋菜穂子さんがこの世界では有名です。
高田さんは、「図書館の魔女」で、第45回メフィスト賞を受賞。
高田さんは、これからどのような物語を紡いでいくのかとても楽しみです。
NHKでは、今、上橋菜穂子さんの「精霊の狩り人」のドラマを放映していますが、その次あたりに、ドラマで「図書館の魔女」を観たいと思うのは私だけではないと思います。
また、1巻の120ページを読んだだけで、これだけの想いを広げてしまう大作であることはご理解いただきたいと思います。
とにもかくにもこの物語の続きを読み進めていきたいと思います。
既に「図書館の魔女」の世界を理解しておられる先輩諸氏。この物語の魅力を是非、お教え下さい。
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