昨日、山口市内の維新百年記念公園・野外音楽堂で上関原発を建てさせない山口県民大集会2017が行われ、県内外から約2500名の市民が集いました。
児童文学者の那須正幹共同代表は、中電の海面埋め立て免許延長申請を昨年8月に許可した村岡県知事を批判し、「われわれは断固としてたたかおう」と挨拶しました。
建設予定地周辺の祝島で反対運動を続ける清水敏保共同代表は「国、県、中電は決してあきらめていない。白紙撤回までともに頑張ろう」と訴えました。
基調講演を行った河合弘之弁護士は「福島では、38万人の子どもの中で185人が甲状腺がんを発症している。一般的には100万人に1人の確立であるので、およそ500倍の確立で福島では子どもたちが甲状腺がんで苦しんでいる」実態に対する政府の救済を訴えました。
参加者に勇気を与える講演を行った河合弁護士
河合弁護士は、東芝の破綻に触れ、「新基準に基づく原発の追加工事が製造者である企業に被さってきて大きな損失が産まれた結果だ。原発に手を出すと大変なことになるという状況になりつつある。」と訴えました。
河合弁護士は、世界は、福島の原発事故から学び自然エネルギー導入を加速させているとし「原子力村はしつこく原発を今後も推進するだろうが、自然エネルギーが隆盛し、原発が確実に勢力を衰退させている。」と話します。
河合弁護士は最後に、「脱原発を求める私たちは必ず勝利する。一喜一憂せず、原発の再稼働と新設を許さないたたかいを大きく広げていこう」と訴えました。
集会の最後に、参加者一同で、原発反対の想いが爆発するイメージのポスターを掲げて、上関原発を建てさせない意思を示しました。
原発反対の想いが爆発するポスターを示す
集会後に、参加者は維新公園周辺をデモ行進しました。
河合弁護士も参加し集会参加者でデモ行進。
私は、河合弁護士の基調講演に深く納得しました。
河合監督の最新作「日本と再生 光と風のギガワット作戦」を早く観たいと思いました。
「私たちは必ず勝利する」この河合弁護士の言葉を胸に、上関原発を建てさせない運動を継続していきたいと思います。
上関原発に対する皆さんの想いをお教え下さい。
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