議員日誌

2017宇部市新春のつどい

 昨日、宇部市総合福祉会館で2017宇部市新春のつどいが行われ約200名の市民が参加しました。

 宇部市長のメッセージが紹介された後、社会民主党の宮本市議などから来賓あいさつを受けました。

 その後、私が衆議院3区予定候補者としてのあいさつを行い、垣内衆院中国ブロック予定候補があいさつしました。

 垣内候補は、二人の子育ての経験から「給付型奨学金を全ての子どもたちに届けたい。競争教育を転換してみんなが楽しんで学べる教育環境をつくっていきたい」と語りました。

 そして垣内候補は、「11年ぶりに回復した中国ブロックでの大平議員の議席を確保し、日本共産党の第三の躍進を更に発展させるために私を国会に送ってほしい」と訴えました。

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  左が垣内比例予定候補。右は私です。

 二部では、長州南蛮連のよさこい踊りなどで大いに盛り上がりました。

 私のあいさつの要旨は以下の通りです。

・・・

 新春のつどいにお集まりの皆さん、山口3区の候補者の藤本一規です。

 私は、総がかり行動うべ実行委員会の事務局長を務めています。来月には、山陽小野田市の戦争法に反対する団体の役員と宇部の役員が総選挙の問題を議論する会を開きます。今日は、日本共産党の新春のつどいでは初めて、社会民主党の宮本市議に参加していただきました。

 今日の時点の私の方肩書は、日本共産党の小選挙区3区候補ですが、早急に、民進党や社民党の方々との協議をすすめ、私が野党統一候補として立候補できればと考えています。今度の衆議院選挙は、野党と市民共同による大義の旗を高く掲げ、本気の共闘を広げ、衆議院における改憲勢力3分の2体制を打破する選挙です。本気で勝利を勝ち取っていきましょう。

 日本共産党は、2013年の参議院選挙以来第三の躍進を続けています。この総選挙で、躍進を更に発展させましょう。中国ブロックから大平議員の当選を実現する。そして、今日参加いただいています。垣内さんも国会に送る選挙をこの宇部から作り上げてまいりましょう。

 さて、今日は、上関原発を建てさせない県民集会・うべ実行委員会の方々が来られています。

 日本共産党は、「原発ゼロ」の決断と一体に、再生可能エネルギーの比較的普及をはかることを提唱しています。この立場から、上関原発は絶対に建てさせない。その決意を固め合う新春の集いにいたしましょう。

 2016年、山口県政は、上関原発の建設を促進させました。昨年の8月3日、村岡知事は、中電が申請していた上関原発のための海の埋立免許延長を許可する判断をしました。

 更に、昨年の9月県議会で、自民党と公明党の賛成多数で「原発推進の意見書」が可決されました。

 今年国は、第5次エネルギー基本計画を策定する予定です。原子力産業協会会長の今井敬会長が、今年の協会の新年会で、第5次エネルギー基本計画の中に「ベースロード電源としての原発の必要性だけでなく、新増設の必要性もしっかり明記していただきたい」と発言しました。

 つまり、原子力産業協会は、上関原発の新設をエネルギー基本計画に盛り込むよう求めているのです。

 私は、改めて、二井前知事の2012年6月県議会答弁を紹介したいのです。「仮に新たなエネルギー政策に、上関原発が位置付けられたとしても、私は、このたびの福島第一原発の事故にかんがみ、引き続き、土地利用計画は確定しないものと考えます。したがいまして、少なくとも、それまでは、公有水面埋立法上の要件である『正当な事由』がなく、延長の許可はできないところであります。」

 この答弁に立つならば、仮に上関原発がエネルギー基本計画に位置付けられても、許可してはならないのです。

 同時に、私たちの世論は明確だということです。昨年の参議院選挙での際行った中国新聞の世論調査で、県民の64%が上関原発はいらないと答えたのです。

 山口県で原子力村の復活を許してはなりません。山口県内の国会議員全てが自民党では、上関原発の建設が進められてしまいます。

 上関原発はいらないの世論を山口3区内に広げに広げれば、私と垣内比例候補が国会に行ける可能性が大きく開けます。上関原発はいらないの声を藤本に大きくお寄せいただきますよう心からお願いいたします。

 県内でもう一つの大問題は、今年、岩国基地が極東最大の基地に変貌しようとしていることです。

最新鋭戦闘機のF35B戦闘機の配備が始まりました。更に、11月から明軍厚木基地から空母艦載機部隊の移駐を始めることが明らかです。

県議会では、「基地機能の強化は認められないと県民に説明してきました。F35Bの配備及び、空母艦載機部隊の移駐は明確に県民との約束違反です。県議会では、普天間基地の移設の見通しが立つ前の空母艦載機部隊の移駐のみを切り離す先行移駐は認めないと知事が答弁しています。

オール沖縄の力で、普天間から辺野古への移転は進んでいません。このままでは、空母艦載機の先行移駐は明らかです。この点でも県は県民との約束を守るべきです。

普天間基地の辺野古移転を認めない沖縄県民の運動と連帯し、空母艦載機部隊の岩国移駐は認めない、岩国を東アジア最大の基地にするなの声を上げてまいりましょう。平和な山口を願う声を背負って頑張ります。

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 国政に関わる様々なご意見をお聞かせ下さい。

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