議員日誌

香川県の民進党と共産党の確認書

 日本共産党中央委員会理論政治誌「前衛」1月号に、「『野党連合政権』を展望する」と題する党国対委員長の穀田恵二さんのインタビューが掲載されています。

 穀田さんは、「今後、たたかいの前進、政策の前進を勝ち取るうえでも、私たちが、国民の立場にたった対案を示し、実現のために力をつくすこと、日本共産党綱領の確信を広げることが必要です。」と述べた上で、「参議院選挙の野党共闘の取り組みのなかでの香川県での民進党との確認文書が大事だったと思います。」と述べています。

 以下、民進党との確認文書を紹介します。

・・・

 基本的事項の確認書

 本参議院選挙を通して、安保法制の廃止及び憲法違反の閣議決定の撤回を目指す。同時にアベノミクスの失敗と弊害を追及し、安倍政権の打倒を目指す。そのために野党4党の共闘路線を重視し、有権者の正しい理解を求めるために、以下の両者は04年共産党新綱領の趣旨に従い、改めて以下を確認する。

①今日の日本社会に必要なのは社会主義的変革ではなく、資本主義の枠内での民主的改革であり、私有財産の保障が基本となる。

②平和外交を重視するが、日米安保条約の廃棄や自衛隊の解消という共産党の政策は野党共闘に持ち込まない。

③天皇制を含めた現行憲法の全条項を守る。天皇制の在り方は、国民の総意によって決められるものである。

④一党独裁制を否定し、議会制民主主義及び選挙による政権交代制を堅持する。

⑤地方自治の確立、労働基本権の擁護、男女平等、信教の自由及び政教分離原則の徹底を図る。

2016年6月3日

 日本共産党香川県委員長 委員長松原昭夫

 民進党香川県支部連合会 代表小川淳也

 穀田さんは、「日本共産党の綱領が、現実政治の熱い焦点となっており、まさに『旬』となっている」と語っています。

 日本共産党は、第27回党大会決議案の中で、「野党と市民の共闘をさらに大きく発展させ、安倍政権を打倒し、自民党政治を終わらせ、野党連合政権をつくろう。」と呼びかけています。

 私は、小選挙区山口3区の予定候補者として、山口3区内で、大いに党綱領を語り、野党と市民の共闘を発展させ、「野党連合政権」の実現のために力を尽くす決意です。

 共闘を広げる上で、香川県での確認書は大いに力となります。

 香川県の確認書に対するご意見をお聞かせ下さい。

 

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