山口県社会保障推進協議会情報(2016年9月)に、中国5県の学童保育の状況が掲載されていました。
2015年度、全国学童保育連絡協議会の調査に基づく山口県内が学童保育の状況です。
県内に学童保育の未設置小学校校区が47校区あります。
低学年における入所児童割合は、33.5%で、待機児童数は255人となっています。
学童保育の待機児童数255人は中国地方で最多の数となっています。
山口県で学童保育施設を拡充する必要があることが分かりました。
社会保障推進協議会情報には、児童相談所に実態も掲載されていました。
2015年度、山口県内で385件の児童虐待事案が発生しました。対前年度比+116件143%増です。
内訳は、身体的虐待が106件、ネグレク88件、性的虐待6県、心理的虐待185件となっています。
山口県では、2015年度4694件の相談が児童相談所に寄せられています。
児童福祉司一人当たりの相談件数は、142件、児童心理司一人当たりの相談件数は293件と前年度より一人当りの相談件数が増えています。
2016年度の児童相談所への職員数に占める専門職員の配置状況割合は、山口県が45.7%で、岡山県や鳥取県の100%と比べて最低となっています。
山口県の児童相談所において更に専門職員を拡充する必要があることが分かりました。
これらのデータから、学童保育や児童相談所など児童の分野での社会保障が全国的にも山口県でも更に充実されるべきだと感じました。
山口県内に255人の学童保育の待機児童が存在します。
皆さんはどのようにお考えでしょうか。お教え下さい。
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