地方審議会による今年度の最低賃金(時給)答申額は、人口を紙した全国加重平均で25円増の823円でした。
山口県は、22円増の753円です。
安倍政権は、平均1000円到達まで7年もかかる「年率3%程度」という引き上げ目標を示し、それに沿って目安は24円となりましたが、答申は1円上回りました。安倍政権の目標が、労働者の要求にこたえていないことが浮き彫りになっています。
最高額の東京都932円で、法定労働時間の上限とされる月平均173.8時間働いても、16万1982円。年額約194万円で、年収200万円に届きません。最低額の宮崎、沖縄両県714円では、月12万4094円では、年額149万円です。
全労連による全国各地の最低生生計費調査では、生活するには年額250万~300万円、時給1500円程度が必要だという結果になっています。
全労連は、時給1500円程度が必要だという調査結果を示し、今すぐ全国一律1000円以上を求めています。
日本の経済を立て直すには、中小企業への直接支援とセットに「いますぐどこでも1000円にして、1500円をめざす」ことが急務です。
山口県の最低賃金が753円となりました。皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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