議員日誌

岩国新聞 万華鏡

 7月22日発行の岩国新聞「万華鏡」に興味深い記事が掲載されていました。

 「▼月刊誌『選択』や『週刊金曜日』などに取り上げられていた『畑原県議が絡む大型公共工事について』の、山口県警の捜査資料といわれるものを当紙も入手した。資料は平成25年12月~平成26年5月までのもので60枚の資料の中には、県幹部や野党県議からの情報をはじめ捜査対象者や協力者、黒幕K氏の名前や利用していた店の名前などが書かれている。市民の代表である首長や議員などが、警察の捜査対象者になること自体が問題で『全体の奉仕者』と資格があるのか疑問である。さて、『志』ある政治家であれば、批判を甘んじて受け、そして反省するものであるが、中には『逆切れ』して、当紙の広告スポンサーに対し、圧力をかけてくる『政治屋』がいるようだ。許されざる犯罪である。▼一部の建設業者が政治権力者と癒着して利益をむさぼることは世の常といわれるが、市民の目の届かぬところで現在でもこの事態が続いているようだ。市内のG社やN社、T社などは代表的な建設業者であるが、いざ市長選や県議選挙になると物心両面で候補者を支えている。『政治屋』と組んで自社の利益を追求する、一部建設業者に対する市民の目は厳しいものになるだろう。また、安倍政権下の地元山口県で、『法の番人』の不正がまかり通るようでは、安倍政権そのものが疑われることになり、法治国家の根幹まで揺るがすことになる。」

 8月4日、平瀬ダムの定礎式が行われました。

 私は、平瀬ダムの入札を巡る問題を過去の議会で指摘しました。

 私が質問した前後の岩国市を中心とした大型公共事業の問題が複数の雑誌で取り上げられ、当時の山口県警の捜査資料といわれるものが一部マスコミに流れていることがこの記事から分かります。

 「安倍政権下の地元山口県で、『法の番人』の不正がまかり通るようでは、安倍政権そのものが疑われることになり、法治国家の根幹まで揺るがすことになる。」とする岩国新聞の指摘は、傾聴する価値が十分あると私は感じました。

 いずれにしても、この問題は、きっちり解決していかなければなりません。

 岩国市を中心とした大型公共事業に関わる問題について、ご意見や情報のある方は、私にもご連絡下さい。

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