お笑い芸人の内村光良さんの「金メダル男」を読みました。
内村さんは、1964年7月22日生まれの51歳。
私と同年齢です。
1964年生まれの主人公・秋田泉一は、小学校の徒競走での一等賞をきっかけに「常に一番を目指す」男となりました。
今日に至るまで、時代風景と重ね合わせながら、泉一の挫折と成功が描かれています。
時代風景が私の歩んだ時代と全く同じなので、「そうだったそうだった」とうなずきながら、一気に読み終えました。
泉一は「ザセツした数は、もしかしたらわたしが一等賞なんじゃないかって。30回以上繰り返されてきた七転び八起き。失敗を繰り返すと、実にそれだけ人は打たれ強くなるものです。」と後半で語っています。
1964年の東京オリンピックの年に生まれた私たちへのエールが詰まった小説です。
働く多くの私たちを励ましてくれる小説でもあります。
「金メダル男」は、今年10月22日に映画化されます。監督は内村光良さん。
内村監督の映画は、これまでに「ピーナッツ」「ボクたちの交換日記」があります。
ここ数日、DVDで視聴しました。どちらの作品も、庶民の喜怒哀楽に寄り添った秀作だと思いました。
「ボクたちの交換日記」はよく笑い、よく泣ける映画でした。
内村さんの作品には、「挫折と成功」が描かれ、「挫折をしても未来をあきらめるな」というメッセージが込められていることを感じました。
監督としての実力も作品ごとに上がっている内村さん、「金メダル男」は是非、劇場で観ようと思います。
内村さんご本人は、今やテレビにはなくてはならない存在となっています。
内村さんの成功の背景には数多くの挫折があったのでしょう。それを確実に力にしていった内村さんの日常がうかがえます。
これかも、同じ1964年に生まれた内村光良さんを応援していこうと思います。
同世代の皆さん「金メダル男」と「ボクたちの交換日記」は一押しです。
内村光良さんに関するコメントがあればお書きください。
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