原宏一さんの「ヤッさん」を読んでいます。
文庫本の裏の紹介文を引用しましょう。
「段ボール暮らしのタカオは見知らぬ中年男にたたき起こされた『おめえ、それじゃ銀座でホームレスなんざ張っていけねえぞ』。訳もわからずついていくと、その男、通称ヤッさんは驚くべき食の達人で、築地市場と高級料理店を行き来して生活する、誇り高きホームレスだった。『旨い食いもんと人間が好きなこと』だけ確かな謎だらけのヤッさんは、時には料理人を叱り飛ばし、食の世界に起こるアツイ事件の解決い奔走する。やがて弟子入りしたタカオにも、成長を問われる試練が訪れるが・・・。痛快度バツグン、飛び出す啖呵も痛快なユーモア人情小説の決定版。」
ヤッさんの正義感に拍手を送っている自分がいます。
それは、当然、原宏一さんの正義感そのものなのでしょう。
この「ヤッさん」が、7月からテレビ東京系のドラマとしてスタートします。
ヤッさんを伊原剛志さんが演じます。ぴったりの配役です。
2016年11月に中央卸売市場(通称・場内)の移転が決まっている築地を舞台に、ドラマロケが行われているそうです。
私も数回、築地を訪ねたことがありますが、この辺りも見どころです。
原作の「ヤッさん」はパート3まで出版されています。
7月からのドラマが始まるまでに、原作を読み進めたいと思います。
真っ当に生きるとは、辛いこともありますが、楽しいことも多いことを、「ヤッさん」は教えてくれます。
この夏は、「ヤッさん」の啖呵に励まされて頑張ろうと思います。
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