議員日誌

遊郭医光蘭闇捌き

 土橋章宏さん初の書き下ろし文庫時代小説シリーズ「遊郭医光蘭(くるわいこうらん)闇捌き(やみさき)」を読み始めました。

 吉原で開業する医師・光蘭。腕の遠島の刺青があります。

 政府から蘭方使用禁止の御触れが出ている最中、手術の失敗が問われ、光蘭は遠島となります。 

 華岡青洲没後、麻酔薬を使った手術が出来るのは、光蘭を置いて他にいません。

 仲間には、石田散薬を売る「土方」がいます。

 光蘭の出生の秘密が物語を広く深くしていきます。

 シリーズ第1弾を読みながら、闇のような廓での遊女の医師として働く光蘭の姿に「光」を観る想いがします。

 現在、シリーズ第2弾まで出版されています。本シリーズをじっくり読んでいきたいと思っています。

 書き下ろし文庫時代小説シリーズでは、これまで高田郁さんの「みをつくし料理帖」シリーズなどを読んできました。

 読み進めていくうちに主人公の人生と自分の人生を重ねながら、共に泣き笑いする楽しみが「書き下ろし文庫時代小説シリーズ」のいいところではないでしょうか。

 久々に読む書き下ろし文庫時代小説シリーズ「遊郭医光蘭闇捌き」。

 主人公の光蘭と共に幕末を旅したいと思います。

 あなたの好きな書き下ろし文庫時代小説シリーズをお教え下さい。

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