上関原発を建てさせない山口県民大集会のゲストとして出演した制服向上委員会のメッセージは私の心を鷲づかみにしました。
会場で、制服向上委員会の42枚目のアルバム「戦争と平和」を購入して、移動中の車内で聴いています。
表題曲の「戦争と平和」の歌詞は実にストレートです。
「人と人が殺し合う 戦争はいらない 国と国が争い合う 戦争を止めよう」
「経済優先 危険な 原発はいらない 便利な社会にさようなら 原発を止めよう」
この歌の中は、日本共産党の小池晃副委員長(参議院議員)がボーカルの一人として参加しています。
制服向上委員会は「社会問題に果敢に取り組み女性グループ」なのです。
私がこのアルバムの中で、一番共感したのは、「カヤポ」という曲です。
「日の出には 歌い 笑い 踊り 祈る いくらかの恵みい感謝して 陽が沈み 森が闇を包む中で 静かに宇宙と ひとつになる」
カヤポとは、南アメリカ・アマゾンに住む先住民族のことのようです。
この曲に魅かれるのは、今、上橋菜穂子さん原作の「精霊の守り人」の本を読み、ドラマを見ているからかも知れません。
上橋さんは、オーストラリアの先住民族オオリジニの研究者。
「精霊の守り人」は、異世界ファンタジーですが、上橋さんは、自然と共存して生きていく術を私たちに説いているのではないかと感じています。
制服向上委員会の「カヤポ」は歌います。
「みんなが生まれる前からある 太古の森 湧き出る水 みんなが生まれる前からある 小さな生命と 星をみつめ」
私は、山口県の山村で生まれ育ちました。
生まれた時には、土間があって、かまどでご飯を炊いていました。
この50年で山口県の農村の暮らしとは劇的に変わりました。
しかし、私たちが生まれる前からある森や水を大切にしたいと想い、ささやかながら母と一緒に先祖から伝わっている農地を耕しています。
このような私の思いが、この歌ととけあいます。
この歌は、「独占ではなく 分けあう心で 今も生きる」とも歌っています。
人間だけの地球ではない。
この事を人類は考えなければならない事は確かなようです。
制服向上委員会ではう「SKI基金」を作り、熱帯森林保護団体に寄付をする活動などを行っているそうです。
制服向上委員会に出会ったばかりの私ですが、グループの活動に賛同します。
これからも応援していきたいと思います。
制服向上委員会のファンの皆さん、お勧めの曲をお教え下さい。
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制服向上委員会のスタッフです。山口ではお世話になりました。
このようなブログを書いていただき大変感謝しております。
私がオススメの曲は『黒い瞳』です。これは1999年にハノイにある
ベトナム戦争で枯れ葉剤による被害に合わせた方の施設に伺ったときに作った曲です。
You tubeで決定で検索してみてください。
今後とも制服向上委員会を宜しくお願いします!
by 和田香織里 — 2016年3月29日 10:52 AM