議員日誌

上関原発を建てさせない山口県民大集会

 昨日、山口市維新公園・野外音楽堂で、中国電力による上関原発建設計画の白紙撤回を求める「上関原発を建てさせない山口県民大集会」が行われ、県内外から2000名が参加しました。

 集会の最初に、制服向上委員会が歌を披露しました。

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 原発をなくそうと歌う制服向上委員会のメンバー

 共同代表である児童文学者の那須正幹さんは、中電による埋め立て免許延長申請の可否判断を引き延ばす県を批判し「臭いものはもとから絶たないといけない。それは安倍政権をぶっつぶすことで、参院選で山口から原発ノーを掲げる議員を出すことが第一歩になる」と話しました。

 共同代表である上関原発を建てさせない祝島島民の会代表の清水敏保さんは、「中国電力も県も諦めていない。34年となる祝島のたたかいは高齢化で容易ではないが、今日を契機に計画をなくすまで頑張りたい」と挨拶しました。

 共同代表である田川章次弁護士は、「先日、大津地裁で高浜原発の運転差し止めの判決を下した裁判長は、直前まで山口地裁におられた山本裁判官。大津地裁判決の山口県民の運動が反映したもの。県内で行われている住民訴訟などでも画期的な判決を勝ち取ろうではないか。」と訴えました。

 福島県飯館村の酪農家・長谷川健一さんは、福島県内で160人の子どもたちが甲状腺がんだと診断されたことを報告し、「放射能災害は全てをバラバラに破壊する。山口県の人にわれわれのような思いをしてほしくない。反対の声を上げ続けよう。」と訴えました。

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 福島の苦しみを繰り返すなと訴える長谷川さん

 集会では、「村岡知事、どうか山口県民をはじめ、日本各地や全国から寄せられる『上関原発はいらない』との声を聞き、奇跡の海といわれる田の浦の埋め立てを不許可にしてください。そして今を生きる世代だけでなく、将来の山口県を担う子どもたちのためにも、上関原発建設計画を白紙撤回してください。」との集会宣言を採択しました。

 集会では最後に参加者一同で、上関原発ノーの意思を示す「NON」の紙を掲げました。

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 参加者全員で「NON」の紙を掲げました。

 その後、参加者は、会場周辺をパレードしました。

 

 私は、山陽小野田・宇部実行委員会の事務局メンバーの一人として直行バスに乗り参加しました。

 当日はとてもいい天気でした。この青空を子どもたちに残そうと決意を新たにする日でした。

 制服向上委員会のメッセージには感動しました。

 制服向上委員会のことについては明日以降のブログで紹介することにします。

 参加された皆さん、感想をお聞かせ下さい。

 上関原発建設計画に対する皆さんのご意見もお聞かせ下さい。

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