文化庁の国庫補助事業として、平成8・9年度に「山口県近代化遺産(建築物等)総合調査」が県内で行われました。
山口県文化財愛護協会によって、平成10年3月に報告書が作成されました。
私は、山口県文書館の蔵書室などとして現在も使用されている「山口県春日山庁舎(旧県立山口図書館)」を名実とも山口県文書館としてリニュアルする提案を県議会で過去行いました。
この山口県春日山庁舎も「山口県近代化遺産」に含まれています。
「山口県近代化遺産」の中に、宇部市の「長生炭鉱排気竪坑」が含まれています。
私が運営委員を務めています「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」は、長生炭鉱排気竪坑を市の指定文化財にしていただく要請を開始しました。
長生炭鉱の竪坑の保存・保護については、1991年に市民2687名による要望書を宇部市と県に提出して経緯もあります。
現在、竪坑は、約80年の歴史を刻み、波浪や風雨に晒され、南壁面は亀裂やコンクリート破損が進行しています。
更に、何者かの人為的破壊から回避するためにも、「刻む会」は、この竪坑を宇部市の指定文化財にしていただくことを要請しています。
宇部市の近代化遺産の一つとして、旧長生炭鉱排気竪坑を宇部市の指定文化財に指定する運動に、市民・県民の皆さんのご理解とご協力を心からお願いいたします。
また、宇部市及び宇部市教育委員会におかれましては、早期に、指定文化財に指定していただだきますようよろしくお願いいたします。
この問題に関する皆さんのご意見をお聞かせ下さい。
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