高3の長男が通う県立宇部高の卒業式に妻と一緒に参加してきました。
岩本校長先生は、ゴリラ研究の第一人者であり、京大総長の山極寿一さんの言葉を引用して挨拶されました。
「グローバル人材の素養について『多様なものの存在を認めつつ、それを自分にうまく合わせながら、なおかつ自分を見失わずにいることができる人間。いろいろな人に会い、同調しながらも、自分が身にまとっている教養をきちんと表現できる人間。自分の核となるものを常にもっていることが必要』と語っている。」
これは、卒業生にとっても、私たち保護者にとっても大切な言葉として受け止めました。
卒業式が終わり、各クラスに分かれて行われたホームルームに参加しました。
長男のクラスでは、生徒一人ひとりが一言発言しました。
担任の先生の指導もあったのでしょうが、どの生徒も保護者への感謝の言葉を述べました。
長男も「18年育ててくれた両親に感謝する」と発言し、目頭が熱くなりました。
この春卒業する高校生は、18歳選挙権を初めて与えられることになります。
我が息子にも卒業生一人ひとり「自分の核となるもの」を持って、選挙権を発揮してほしいと思います。
卒業式でお逢いした知人の方から、「日本共産党が国公立大学の学費値上げ問題を取り上げていることに大いに期待している」と声をかけていただきました。
国公立大学への交付金削減計画を撤回させ、学費値上げが行われないよう願います。
給付型奨学金の制度が一日も早く実現することを願います。
そして、私の息子も含めて、全ての卒業生に納得いく進路が決まることを切に願っています。
宇部高の先生方、長男がお世話になりました。私もPTA広報部でお世話になりました。
ありがとうございました。
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