議員日誌

太陽と土と水を

 移動中の車のラジオから中村八大さん作詞作曲で、坂本九さんが歌っている「太陽と土と水を」が聞こえてきました。

 「人様は力があれば幸福が つかまえられると考えた」

 「力は知恵に負けた」

 「人様はお金があれば幸福が つかまえられると考えた」

 「お金は知恵に負けた」

 「人様は知恵があれば幸福を つかまえられると考える」

 「知恵はただひとつ 太陽と土と水を この手でさがそう」

 「太陽と土と水を この手でもとう」

 4日から第190通常国会が開会しました。

 安倍首相は、衆参両院の本会議で外交報告を行いましたが、この中で、TPPについて「早期発効に向け、各国の国内手続きを速やかに完了させることで一致」したと強調しました。

 TPPの「大筋合意」は、国会決議をほごにし、米、麦、牛・豚肉、乳製品、砂糖の農産物重要5項目で3割の品目の関税を撤廃するなど、農業・農村の危機的現状に追い打ちをかけることは必至です。

 私の故郷である吉部だけを見ても、最近、圃場整備が完了した農地での耕作放棄地が目立ってくるようになりました。

 ここ数年で離農する方々が急激に増えていることを肌身で感じています。

 その上、農産物の関税が撤廃されたら中山間地域の農業は壊滅的打撃を受けることは必至です。

 安倍政権は、「太陽と土と水を」つかむ知恵を忘れ、力とお金に固執して大企業とアメリカばかりを応援しているのではないでしょうか。

 中村八大さんの「太陽と土と水を」の歌詞を聴きながら、このような想いが胸いっぱいに広がりました。

 今年も「太陽と土と水を」にしっかり立脚して地に足をつけた活動を続けていこうと思っています。

 「太陽と土と水を」に関する感想をお聞かせ下さい。

 

 

 

 

 

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